自身もかつて25キロの減量に成功し、数々のダイエット法を考案してきた工藤孝文先生。そんな“ダイエットマスター”が考案したのが、1日1杯飲むだけで脳をコントロールして食欲を制御し、なおかつ脂や濃い味を好む“デブ味覚”を改善するという『やせる出汁』だ。

 ストレスを軽減し、なおかつ身体にもいい最強のダイエット法。作り方は簡単、今日から“出汁活”を始めよう!

“究極”にたどり着いた『やせる出汁』

「我慢から生じる“ストレス”、食べてしまったときの“自己嫌悪”、そして“飽き”、この3つがダイエット失敗の原因にあげられると思います。ひとつの方法を一生続けていかなければならないと考えると、やはり非現実的ですよね」

 そう話すのは、福岡県みやま市にある工藤内科の副院長で、肥満治療評論家としても各メディアで活躍する工藤孝文医師。今でこそスリムな工藤先生だが、医師として働き始めた救急病院時代、激務で体重は92キロまで増えたそう。

 その後、生活習慣病やダイエットを指導する側に立つと、数々のダイエット法を生み出し、自身もマイナス25キロの減量に成功。そしてたどり着いたのが、“究極”とも言える『やせる出汁』なのだ。

工藤孝文医師
工藤孝文医師

「今までのダイエットといえば、こんにゃくなどを入れたかさ増し、糖質制限、腸内環境を整える、などがあげられます。私自身も“おからパウダー”などを提案してきましたが、『やせる出汁』のすごいところは、これまでのダイエットでは決してできなかった食欲を制御、コントロールすることができるのです」