「僕も年齢を重ね、生徒たちは僕の子どもでもおかしくない年齢。そんな子たちが、大きなプロジェクトに僕の名前をあげてくれたのが、本当に幸せです」
あまりの大きさにうろたえました
香取慎吾(43)が、青山学院大学で行われた『壁画「Be the Difference(R)アート」除幕式』に。これは、青山学院の経営スローガンである『Be the Difference(R)』を掲げて立ち上がった学生たちのオファーを受けて実現したもの。
青山キャンパスに展示された“巨大壁画”の大きさは、なんと幅11・5メートル、高さ2・5メートル!
「最初、あまりの大きさにうろたえました(笑)。これまで描いてきた中でも、いちばん大きいかもしれないです」
あえて、全部色で塗りつぶさなかったのも、香取ならではのこだわりが。
「みなさんが(絵の中に)映り込んだら面白いなって。素材であるステンレスも自分で選ばせていただきました」
学生の“違いもまるっとハグしたい”という言葉をヒントに、まずはハートから描き始めたと香取。表面をハンマーで傷つけ、
「傷ついたハートも、周りの助けとみんなの愛で、ひとりひとりが生きていけるというのを表現しました。自分のキャラクターである“黒うさぎ”も描かれてます。あと、僕が好きな東京タワーも、ひそかに小さ~く」
超難問!? どこに描かれているかは、実物で確認を。
絵の中には、たくさんの人間の姿が。「最初は十人十色の人間を描いてみようと思ってたんですが、百人百様を思いついちゃって。全部で100体描きました。必死に数えながら(笑)」
多忙な中、年末から描き始めてかかった日数は11日間。1月14日に完成した。
「絵を描いている=ひとりで描いているというよりは、多くの人に見てもらって、“いいですね!”って言ってもらえたら。僕もしょっちゅう来ることになりそうです。みなさんが見ている姿を、見に来ます!(笑)」