まだまだいる、ハーフ&クオーター
芸能界では多くのハーフタレントが活躍しているが、ジャニーズでもラウールだけでなく何人ものハーフ、またはクオーターのイケメンが存在するのをご存じだろうか。
「ラウールと同じSnow Manの向井康二は母親がタイ人です。同時デビューしたSixTONESのジェシーは父親がアメリカ人。そしてSexy Zoneにはドイツ人の父親を持つマリウス葉がいます。向井はダンスやトーク、ジェシーは歌、マリウスはインテリ性がある一方で天然キャラが愛され、みんなそれぞれの魅力を発揮しています」
と、ある芸能記者は言う。これだけではなく、ジャニーさんの目にとまったイケメンはまだいるという。前出の芸能記者が続ける。
「ジャニーズWESTの中間淳太の父親は台湾人で、関西ジャニーズJr.のAぇ!groupの草間リチャード敬太はアメリカ人とのハーフです。ほかにも過去現在問わず、何人かハーフのJr.はいます。また、東山紀之がロシア系のクオーターだと公表したことがありました。A.B.C-Zの橋本良亮や、Sexy Zoneの中島健人もクオーターのようです」
ブロードウェイや、マイケル・ジャクソンのパフォーマンスを愛したジャニーさんが目指す、エンターテイメントに華を添える存在として、彼らは選ばれたのかもしれない。今後も、ジャニーズにハーフタレントが増える可能性はあるのだろうか。
「ダイバーシティーの時代ですからね。本格的な海外進出もジャニーさんの夢でしたから、今後、これまでにいなかったアジア系を含め、各グループにハーフやクオーターの子がいるのは当たり前の時代になるかもしれません。ただし、ジャニーさん亡きいま、今後の成長や活躍を見抜けるかどうかわかりませんが……」
ジャニーズの新しいカタチとして、今後、各国選抜のメンバーで構成されるような、国際色豊かなグループが新時代に登場するかもしれない。
<取材・文/渋谷恭太郎>