不要不急の外出を控え“ステイホーム”を強く要請されている日々が続いているが、それは芸能人も同じだ。
木村文乃はハッシュタグまで誕生
吉高由里子は4月10日のツイッターで、
《さて。今夜わたしがいただくのは にんにく生姜濃い味の 唐揚げと ハイボールでございます》
と、レモンを添えた唐揚げとハイボールの写真を投稿した。2日後のメニューは「えのき豆苗豚巻きと、なすとピーマンの揚げ出し」。さらに後日も「キーマカレー」や「焼きそば」など、ハイボールにピッタリのメニューが並ぶ。
いずれの投稿にも2万件以上の「いいね!」がつき、《吉高食堂最高》《ト〇スハイボールにピッタリ!》《家で孤独だったけど、吉高さんのツイートを見て少し元気になりました》など好意的なコメントが多く寄せられた。
自身のSNSに“おうちごはん”の料理写真を投稿する芸能人は少なくない。
「ママタレやアスリートの妻はもちろん、 “#ふみ飯”のハッシュタグで人気の木村文乃や、『カレンの台所』を上梓したばかりの滝沢カレンなどはその腕前や見せ方が個性的で、多くのファンがいます。特に最近は、男子・女子に限らず“料理上手なこと”がアピールしやすい特技になっているのか、本業とは別にレシピ本を出したり、料理番組を持ったりして仕事の幅を広げている方は多いですね」(女性誌編集者)
本業は料理研究家? と思ってしまうほどプロ並みの技を見せる速水もこみちをはじめ、高橋一生や斎藤工、向井理、V6の坂本昌行、岡田将生など、芸能界にも料理男子は多い。
「芸能人は特に身体が資本なので、昔からグルメで料理も上手な人が多かったですね。料理がうまいというのは、食に対するこだわりです。梅宮辰夫さんや加山雄三もそうですし、山口智子や吹石一恵、柴咲コウも、オーガニック食材をふんだんに取り入れているといいます。“奥さんの作るものはなんでもおいしい”と夫の山ちゃん(山里亮太)に絶賛される蒼井優も、和洋中なんでもこなす料理上手です」(同前)
「3つの密」(密閉、密集、密接)を避け、さらに外出自粛を求められ、子どもたちも学校へ行けない状況が続く中、3食のメニューに頭を悩ませているのはママだけではない。
《皆さまはどうやっておうちで過ごしてる? 私はずーっと なに作ろうかと
胃袋と一緒に ネットサーフィンしてるよ。 冷蔵庫の食材が 最近のお話相手です。
はぁ。 コロナが閉じこもってくれよぉ》(4月10日、吉高由里子ツイッターより)
ステイホーム中は“隣の晩ごはん”ならぬ“ネットで晩ごはん“で過ごすのも、楽しみのひとつかも。
(取材・文/小窪 誠子)