2011年から9年連続で開催され、昨年終了したチャリティーイベント『嵐のワクワク学校』の緊急復活が、4月30日に発表された。
嵐は5月中旬に、新国立競技場でのコンサートを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、その開催延期が発表された直後の朗報だ。
グループ休止時期の変更も視野に
これまでの『ワクワク学校』は、東京ドームなどで開催されてきたが、今回はオンラインでの開催となる。現在ネットなどで展開されているジャニーズの社会奉仕活動『Smile Up! Project』の一環で、有料映像配信サービスを通じて在宅で楽しむコンテンツの第一弾にもなる(ジャニーズファミリークラブ会員:1500円、一般:2000円)。収益は医療従事者への支援活動に活用されるという。
このイベントは、嵐のメンバーがそれぞれ「先生」となり、さまざまな話題について「授業」し、みんなで学ぶというものだが、今回の「オンライン授業」では、メンバー5人が日替わりで登場し、配信する方式。1回約20分で全5回以上の授業を予定。発表されているテーマは以下のとおりだ。
・二宮和也先生「今こそ感謝を伝えよう」 ・櫻井翔先生「“新型コロナウイルス”を知ろう」 ・相葉雅紀先生「カラダを動かそう」 ・松本潤先生「“待つ”意味を考えよう」 ・大野智先生「絵を描こう」
嵐は2020年末でのグループとしての活動休止を予定しており、現時点ではその予定に関しての変更アナウンスはされていない状態だ。
「緊急事態宣言も、さらに延長される可能性も十分にある中、グループとしての嵐に残された時間は刻々と短くなっています。現時点ではまだ未発表ですが、責任感があり、ファン思いのメンバーが揃ったグループですから、今年の後半にオンラインでライブしていったんサヨナラというよりは、グループ休止時期の変更も視野に入れているのではないでしょうか」
と、ある芸能ジャーナリストは言う。続けて、
「新国立でのコンサートも、本来今年の夏に開催される予定だった東京五輪を想定してのものでした。その五輪も来年に延期された今、『2020年』そのものがなかったことのように各行事やイベントが進む可能性もあります。学校も9月でのスタートが検討されているように、さまざまな予定を約半年ずらすことだってあるかもしれません。嵐の活動休止も、たとえば2021年の3月いっぱい、あるいは休止を無期限延期という可能性もゼロではありません」