2008年10月1日放送の『STOP THE SMAP』(文化放送)で、マックの質問と同様に《アレって拓哉君、本当に踊ってるの?》と寄せられたリスナーからの質問を紹介し、

《あのね、膝、足首、首、肩、手首、ひじ、チョー痛いです、アレ》

 踊ったことで身体の節々を痛めた事をアピールする木村。さらに、同じ事をSMAPコンサートのバックダンサーからも聞かれたようで、

《“こうやって動いたんだわ”って鏡の前でやったら、“なんですか? それ”ってなって》

 実際に、クネクネダンスをプロのダンサーに披露して驚かれたエピソードを明かしてみせたのだった。

「その後は、キムタクの“膝が柔らかい”という話になり、いつの間にかCM話からフェードアウトしていったのですが、“自分が踊った”と合成説を否定したかったのでしょう(苦笑)。マックの件といい、意外にも自分に対するネットの声を気にしているんですかね」(前出・ワイドショースタッフ)

「何やってもキムタク」

 昨年1月、TBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』に出演した木村は、こんな思いを吐露していた。勝地涼が「俳優を辞めたい」と相談するドッキリが仕掛けられたのだが、親身に話を聞く木村は次第に自分の経験も話し出す。そして、

「自分だって言われてるもん。“何やったってキムタク”だって」

 と、ネット上で常々言われてきた「どんな役を演じてもキムタク」という批評を、木村本人も承知していることを明かしたのだ。

「これを見て、“木村拓哉がネットの書き込みを見ている”“エゴサーチしてる”と、またもやネット上は賑わいました。実は木村さん、起床後はまずネットニュースをチェックすることがルーティンだと言います。当然、自分のことが書かれた記事も読むでしょうし、付けられたコメントも目に入ると思います。

 その流れから、どんな目で自分を見ているのかエゴサーチするのではないでしょうか。マックのCMもまた、向けられていた批判から逃れたい思いがあったのかもしれません。国民的スターとして輝き続ける一方で、同等に想像を絶するような誹謗中傷も受け続けてきた木村さん。それでも“木村拓哉”でいるわけですから、相当な精神力ですよ」(芸能プロ関係者)

 これからも堂々、クセが強い、唯一無二の木村拓哉が見たい。