外堀を埋める目的は2つあると思います。

1.交際を公言することで、「今の彼女は私です」と前妻にマウントを取る。
2.交際を公言することで、原センセイを逃げられなくする。

 もちろん、この2つは私の推測にすぎないわけですが、タレントが自分から、あまりイメージのよろしくない熱愛に触れることは極めて稀です。どちらにしても、こじるりの余裕のなさや焦りのようなものを感じずにいられなかったのです。

原センセイの立身出世ゲームのような恋愛

 そんなことを思っていたら、9月3日号『週刊文春』が、こじるりの「ワケあり恋愛」を見事に解き明かしてくれたのでした。原センセイはこじるりと出会う前に、元アイドルのAさんと不倫関係にあったそうです。Aさんは原センセイとの結婚を真剣に考え、婚約者と別れるほどに本気だったといいます。原センセイと前妻は昨年12月ごろに離婚に至ったようですが、原センセイは煮え切らず、結局、Aさんとは結婚しませんでした。Aさんが芸能界を引退した今年の春ごろに、原センセイはこじるりとの距離を急速に縮めていったそうです。

 熱愛発覚当初、ネットでは、原センセイ、前妻、こじるりの三角関係が騒がれましたが、『文春』の記事によれば、実際は原センセイをめぐって、前妻、Aさん、こじるりが争う、より複雑な四角関係になっていたわけです。

 男性芸能人やミュージシャンが売れた途端に、糟糠の妻(や子ども)を捨てて、美しい女性芸能人と再婚するケースは枚挙にいとまがありませんが、原センセイもこのタイプの男性なのかもしれません。男性は成功の証として美しい女性を妻にしたいのかもしれませんし、桁はずれの才能や財力のある男性に魅力を感じる女性も多いでしょうから、ひかれあう2人を止めることは難しいでしょう。外野は「売れたら、一般人妻をポイ捨て」に嫌悪感を抱くこともあるでしょうが、きちんと責任を果たして妻と離婚し、新しい相手と結婚するのなら、どちらの女性も前を向いて歩いていけると思います。

 しかし、原センセイの場合は、ちょっと違う。「売れたら、芸能人と付き合う、結婚の約束はする。が、離婚はしても実際に結婚はしない」というヤバさを見せています。元アイドルのAさんと別れて、こじるりと急接近したわけですから、「売れたら、一般人妻をポイ捨て」したのではなく、「売れたら、芸能人と交際を始め、さらに芸能界有数の売れてる芸能人と交際する」という、立身出世ゲームのような恋愛をしていると言えるのではないでしょうか。