「特に麗禾ちゃんは麻耶に懐いていて、海老蔵が海外に出るときも、留守を預けて夫婦と一緒に過ごさせることもあるのだとか。でも、当の海老蔵と麻耶さんは顔を合わせることはないのでは? お得意のブログでも、麻央さんが存命の時は頻繁に“まやさん”を登場させていましたが、彼女の結婚を機に全くと言っていいほどに名前が出てこない」(スポーツ紙芸能デスク)
今回の麻耶のピンチにしても、海老蔵は無言を貫いているーー。
海老蔵といえば、片岡愛之助や中村獅童ら役者仲間の私生活をブログで愛あるイジりを披露。また最近では、伊藤健太郎のひき逃げ事件をツイッターで《現場離れなければただの事故なのに、一夜にして容疑者としてのニュース》と言及するなど、今や芸能界の“ご意見番”の一面も見せている。
ましてや身内、義姉が起こした騒動に対して言いたいこともあるのではないだろうか。それでも、彼がダンマリを決め込むのには理由があるようだ。
海老蔵との関係を追求されて
「麻央ちゃんの死去後間も無く、海老蔵さんと麻耶ちゃんの関係に目をつけた一部の週刊誌から交際を追及されるようになり、“海老蔵さんとはどうなんですか?”などと連日のように追い回されたんです。もともと敵を作りやすいキャラでしたから、報道を真に受けた連中からネット上で誹謗中傷されたり、勸玄君の出演舞台を観に行っただけで非難されることもあったそう。かなり精神的に参っているようでした」(麻耶を知る芸能関係者)
國光氏と結婚してもなお、同週刊誌に「市川海老蔵似」などと報じられた麻耶はブログで《正直、真逆な雰囲気です》と反論し、《海老蔵さんとは、家族です。それ以上でも、それ以下でもありません。何もありませんから!!》と主張。
これに海老蔵も、《新婚の生活はその時間しかないのです。その時間を余計な邪推で穢さないであげてほしい。それが家族の想いです》と、義姉の幸せを願ったのだった。
「海老蔵さんは以後、自分が発信することで麻耶ちゃんに余計な負担をかけまいと慎んでいるんですよ。彼は奥さんの闘病生活において、“麻耶ちゃんとお義母さんには感謝しかない”と常々口にしていました。
たしかに、海老蔵さんも吟さんに多少の不安は感じてはいるみたいですが、それでも何も言わないのは、家族として彼女を信じているからでしょう。それは実母も同じ想いだと思います。自分が夫婦を全うできなかっただけに、その分、麻耶ちゃんが笑顔でい続けることを心から願っているんですよ」(前出・芸能関係者)
闘病中も笑顔で前向きだったという麻央さん。麻耶もまた姉として、笑顔を絶やさないようにしているのかもしれない。