劇場版『鬼滅の刃』無限列車編が台湾で、封切りから17日目に今年最高の興行収入を記録。アニメ映画としてはディズニー映画『アナと雪の女王2』を抜いて過去最高のヒット作となっている。
『鬼滅の刃』台湾でも大ヒット
先月30日から上映されている劇場版『鬼滅の刃』は、封切りから3日間の興行収入が1億台湾ドル(約3億7000万円)を突破し、台湾で劇場公開されたアニメ映画の中で、歴代最速の1億超えを記録。
今月15日、興行収入は3億6000万台湾ドル(約13億円)に達し、韓国映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』を抜いて、今年最高のヒット作に。また、台湾で公開された日本映画としても興行収入が歴代トップに立った。
さらに、昨年公開された『アナと雪の女王2』の記録を抜き、台湾で公開されたアニメ映画での興行収入トップの記録を樹立。今後、台湾での興行収入は5億台湾ドル(約18億円)超えも大いにあり得ると報道されている。
一方、今月12日に封切りを迎えた香港では、公開4日目の興行収入が1406万香港ドル(約1億9000万円)に。今年最高のヒット作となった『新感染半島 ファイナル・ステージ』の1662万香港ドル(約2億2400万円)と早くも肩を並べる数字を記録した。また、今月19日からはIMAX版も公開予定となっている。
中国でも人気の高い『鬼滅の刃』だが、現在のところ劇場公開は未定となっている。しかし、国営テレビの中央電視台(CCTV)がこのほどニュース番組で『鬼滅の刃』に触れたことから、「CCTVが紹介したのなら劇場公開されるだろう」との見方がネット上で広まっている。(Mathilda)