「ある意味、渡部建よりゲスかも」
週刊誌女性記者がこう語るのは、不倫が発覚した宮崎謙介のことだ。
『文春オンライン』によれば、今年の10月、宮崎は医療従事者の30代女性とホテルで関係を持ったという。
宮崎といえば、'16年、妻・金子恵美の妊娠中に元タレントとの不倫が発覚し、衆議院議員を辞職した“前科”がある。予想に反して妻とは離婚することはなく、現在は実業家として活動する一方で、テレビ番組にも出演し、金子と共に“不倫を乗り越えた夫婦”として、メディアへの露出も多かった。
基本的には夫婦間の問題で、他人がとやかく言う筋合いのものではないが、今回の宮崎の不倫に関しては、看過できないという人は多い。
相手の女性は中国地方に住む医療従事者。宮崎のインスタグラムにコメントしたことをきっかけにメッセージのやりとりが始まったという。そのやりとりは何と1500回以上に及んだ。最初の方こそコロナ禍で激務を強いられている女性に対し労いのメッセージを送るなど、“紳士”のそぶりを見せていたのだが、徐々に別の顔を覗かせるように。
「一度関係を持ったあと、次第に女性を遠ざけるようになったといいます。彼女にしてみれば、自分は単に欲望のはけ口にされただけと、怒りがこみあげてきたのは理解できます。相手に妻子があるとわかっていて、関係を持ったこともたしかに非はありますが、それを差し引いても宮崎さんの行いは非難を浴びて当然なのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
報道から間も無く、宮崎・金子夫妻は『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演し、謝罪することになった。渦中の夫婦が揃ってテレビ番組に出演するというのだから話題にもなったが、ネガティブな意見も集中した。
女性を訴えるのは得策か
もちろん夫婦の間で話がついていて、妻が夫を許しているなら何も言うことはないが、あるワイドショースタッフはふたり揃っての出演を“失敗”だと指摘する。
「金子さんが宮崎さんを許しているように見えましたが、実際は内心うんざりしていると聞きました。“顔もみたくない”、“一緒の空間にいるのも嫌だ”と。
直前に自分の書籍を出した手前、許さないとは言えなかったんでしょう。ただ、いい加減で何度も同じ過ちを繰り返す男を簡単に許してしまう妻が、多くの女性の支持を得るとは思いません。金子さんは聡明で自立している女性のイメージが強かったので余計でしょうね」(ワイドショースタッフ)
今やタレントのような活動をしているふたりが芸能界でのポジションを維持するためには、こうするしかなかったのかもしれない。
初回の不倫との相違点は、金子が女性を相手取って“法的措置も視野に入れて”弁護士に相談しているということ。しかし、その選択もはたして正しいのかどうか。
「今回は宮崎さんがコロナ禍において疲弊している医療従事者の女性の弱みにつけこんだようなLINE内容やも記事に掲載されています。そんな状況で女性を訴えるというのは、あまり得策とはいえないでしょう」(同前)
相手女性が理不尽な扱いを受けたことに我慢ならず、女性サイドから週刊誌に情報が流れるのは最近の不倫報道の特徴でもあるが、宮崎も例に漏れずといったところだろう。
確かに、昔から一般人との不倫が報じられることは多々あった。しかし、たとえば大物俳優でいえば、松方弘樹、村井國夫らは複数の不倫が報じられたが、それも女性サイドの恨みからくるリークというパターンはほとんどなかった。当時は女性が週刊誌に話したとしても、ついうっかり記者に喋ってしまったり、“思い出話”として語られることがほとんどだ。
昨今のアンジャッシュ渡部建の“多目的不倫”もしかり、女性への扱いの雑さゆえに損をしている有名人が多いような気も……。