「歴代の応援マネージャーの方たちが素晴らしい人ばかりなので、私もなりたいと憧れていました。決まったと聞かされたときは泣いてしまって。あまり演技以外で泣くことがないんです。直後に両親にも報告したんですが、自分が泣いてしまったことに驚いて、どんな反応だったのか覚えてないんです(笑)。でも、発表が終わりじゃなくこれからなので、精いっぱい頑張りたいと思います!」

 新垣結衣や広瀬アリス・すず姉妹、永野芽郁など数々の人気女優が就任。まさに冬の風物詩ともいえる『全国高校サッカー選手権大会』の第16代応援マネージャーに選ばれた本田望結自身も今年から高校に進学。子役から始めた女優の仕事も、ますます活躍が期待される

「小さいころから女優に興味があって、踊りながら“どうやったらテレビの中に入れるの?”とお母さんに聞いていたみたいで。

 あと、小さいころの記憶は……『家政婦のミタ』は覚えています。撮影の合間に私と中川大志くんがケンカして、綾部守人さんがそれを止めるみたいな(笑)。たぶんちょっかいを出されて、私がそれをやめてほしくてみたいな感じだったと思います。生田スタジオで撮影していたのですが、今でも行くと当時を思い出しますね」

姉妹で一緒にはまっている料理

 フィギュアスケーターでもある彼女は今年、シニアクラスにデビュー。姉の真凜、妹の紗来とともにノービス時代から活躍を続けている。

「全日本選手権には行けませんでしたが、1つ目の予選を通ることができて、いまの自分の最大限の力は出せたので悔いはないです。姉は魅せる表現が誰よりもうまいなと思っていて。実際の姉じゃなくても本田真凜選手を尊敬していたと思います。

 妹は小さいころは私が跳んでいるのを見たら、すぐまねして跳べちゃうような怖いもの知らずだったんです。でも、中学に上がり身長が伸びたりして、本人がつらいと思っているかはわかりませんが、ちょっと苦しんでいるというか……。そんな頑張っている妹を見て、私もいま以上に頑張りたいと思います

 練習に仕事にと多忙な日々を送る傍ら、姉妹でこんなことも。

「いま妹と両親の晩ご飯を一緒に作るのにはまっています。料理は昔から作っていました。得意料理ですか? 小さいころは卵焼きって言っていました。妹は最近始めたんですが、すごく上手で煮込み系はもちろんパイ生地を使った料理とか何でも作れるんです。“ひそかにお母さんに教えてもらっているのかな?”と勝手に想像してます。卵焼きを教えようと思っていたんですが教える前に上手になったので私の出番がなかったです(笑)