ジャニーズタレントの事務所退所が相次いだ'20年、先駆けたのは中居正広だった。
「2月20日に中居が“3月で退所する”と報じられると、翌日に記者会見。中居が自ら司会も務め、バラエティー番組のような盛り上がりでした。ジャニーさんの遺骨をポケットに忍ばせていたことに、強い覚悟も感じられましたね」(スポーツ紙記者)
父親の命日である2月19日に『のんびりなかい』という会社を設立しており、4月1日から社長兼タレントという“二足のわらじ”生活に。
「直後にコロナ禍の自粛が始まり、4月のテレビ番組では“仕事はほとんどない”と語っていました。ただ、医療従事者への感謝は忘れず、複数の病院に有名店『叙々苑』の焼き肉弁当を差し入れたそうですよ」(前出・スポーツ紙記者)
つきっきりの“相棒マネージャー”
苦難の船出となったが、ジャニーズアイドルとしての肩の荷が下りたのか“笑顔が増えた”と評判に。
「7月に始まった深夜のバラエティー番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』の初収録ではお寿司の差し入れがあり、12月23日に行われる年内最後の収録でも、豪華弁当を用意してくれて。コロナ禍で制作費がカツカツなので、現場は大喜びです」(TBS関係者)
中居が設立した新会社の所在地に、週刊女性が2月下旬に訪問してみると、現れたのは70代の男性だった。
「ここは一時的に名義を貸しただけです。私が中居さんの顧問税理士を25年やってきたこともあり、彼に“どうしてもお父さんの命日に会社をつくりたい”と相談されたんです。ただ、設立するまで時間がなかったので、この場所を提供しました。正式な場所が決まれば移ると思います」
あれから10か月が経過し、正式な“オフィス”に移転したのか─。12月中旬に再度訪ねてみると、応対してくれたのは同じ男性。
「事務所はまだここにあります。いろいろな書類がたまっちゃうのが嫌みたいで、中居さん関連の書類は全部ここに届くんですよ。ジャニーズのマネージャーさんが取りに来てくれますが、中居さんがここへ来たことは1度もありませんね」
会見では“社員も誰もいない。マネージャーもいない。まったくの1人です”と話していたが、実際にはサポートを受けているそう。
「SMAP時代からの“相棒マネージャー”がつきっきり。ジャニーズ事務所からの“出向”という扱いみたいです。現場でのフォローも手厚く、スタッフが用意する中居さん用の飲み物の種類や銘柄についても厳しくチェックされます」(制作会社関係者)
会社は“相棒”に任せ、中居が計画していることがある。
「『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん、そして'96年にオートレーサーに転身した森且行さんに“5人で集まろう!”と提案しているそうです。11月に森さんがオートレースの『SG日本選手権』で初優勝した際、元SMAPの全員が彼への祝福コメントを出して一体感が生まれ、5人での“再集合”を提案しやすくなったのかと。ただ、木村拓哉さんには連絡していないようですが……」(芸能プロ関係者)
SMAPの解散から丸4年。そろそろ“中居社長”がひと肌脱ぐべ!