2020年もジャニーズ事務所の所属タレントたちにはいろいろなことが起こった。
新型コロナウイルス感染拡大にともなう医療従事者への支援など社会貢献・支援活動を行うプロジェクト「Johnny’s Smile Up! Project」や、2組同時デビューで、いきなりミリオンセラーを記録したSnow ManとSixTONESなど、明るい話題の一方で、新型コロナウイルスに感染しファンに心配された者もいた。さらに、世間をザワつかせた出来事も、いくつもあったーー。
ジャニーズにとって激動の2020年。ジャニーズ事情に詳しい夕刊紙記者、芸能ジャーナリスト、テレビ関係者に、そのインパクトや影響度が大きかった上位5つを独断で選び出し、ランキング形式で振り返ってもらった。
3位〜5位は“コロナと未成年”の合わせ技
まず5位は、Snow Man岩本照の活動自粛。デビュー前ではあるが、ラブホテルで合コンを開き、未成年者と飲酒したことが発覚したのだ。
「念願のデビューからほどなくして出たスキャンダルでした。これにより、セカンドシングルが出るまで時間がかかってしまいました」(夕刊紙記者)
「この一件は、実際にはデビュー前のことではありますが、数か月の謹慎という厳しめの処分。ジャニーズ事務所は近年、所属タレントのスキャンダルに対して厳しい姿勢をみせるようになり、その一環ともいえます」(芸能ジャーナリスト)
「謹慎期間が世間の(コロナによる)自粛期間と重なるタイミングだったことで、自動的にグループ活動もあまり行っておらず、不在の実感が弱くなったことは、幸いだったかもしれませんね。その後、セカンドシングルの売れ行きも好調で、自粛の影響はあまり出なかったといえるのではないでしょうか」(テレビ関係者)
デビュー前のこととはいえ、“厳正な処分を下した”という印象付けにはなった。
4位はジャニーズJr.美 少年のメンバー佐藤龍我の活動自粛。こちらは年上人気女優・鶴嶋乃愛との熱愛とお泊り報道により、活動自粛が発表された。報道の翌々日には処分を発表するというスピードを見せた。これにより、佐藤は出演予定だった舞台を降板し各方面に影響が出ている。
「処分は早いほうでしたね。佐藤が18歳、鶴嶋は19歳と、未成年同士。恋愛自体は法に触れるわけではないけど……。“お泊まり”がバレたのはマズかった」(テレビ関係者)
「佐藤の通う高校は、校則で異性との交際が禁止されているといいます。また、鶴嶋の所属する事務所も、25歳まで恋愛禁止ルールがあります。処分はそこに対するけじめと、コロナ禍での軽率な行動をいさめるという側面があるでしょうね」(芸能ジャーナリスト)
現在は佐藤を除く5人でのグループ活動を行っているが、
「美 少年は、次世代のデビュー候補と目されていただけに、一歩後退は否めません。昨年はHiHi Jetsの未成年メンバーの謹慎もありました。未成年が属するグループは、それぞれの意識を高く持ってもらいたいという方針が強まっていることを実感します」(夕刊紙記者)