《なぜ、彼女は父を殺さなければならなかったのか?》

 2月11日に公開される映画『ファーストラヴ』に芳根京子が出演する。同作は、北川景子が主演を務める、家族をテーマにした物語だ。

「北川さん演じる臨床心理士が、父親を刺殺した芳根さん演じる女子大学生を取材し、犯行に至った動機を解明しながら、家族の闇に迫っていきます」(スポーツ紙記者)

 '16年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインを務めて以降、多くの話題作に出演してきた芳根。『ファーストラヴ』では、父親を殺害してしまうが、私生活では親孝行をしているようだ。

実家を建て替えているんですよ。これまで育ててくれた両親に恩返しをしたいそうで、費用の大半は彼女が出したと聞いています」(芳根の知人)

 普段、テレビで見せる明るい笑顔からは想像できないが、幼少期はこんな経験もしていて─。

芳根さんのお父さんは、広告会社の社長をしていて、ピーク時は年商2億円を稼いでいました。しかし、'06年に堀江貴文さんの『ライブドア』と共同事業をしていたところ、同社に証券取引法違反が発覚し、会社の経営が傾き、厳しい生活を強いられるように。その後、お父さんは北海道で農作業をしたり、郵便局の配達員やジャズバーを経営するなど、職を転々としていました」(同・芳根の知人)

「すごい豪邸になりそう」

 苦労する父親を見て育った芳根は、ある決意を固めた。

「昔から、“いつか私が稼げるようになったら、実家を建て直したい。家族に楽をさせてあげたい”と話していましたよ。特に、彼女はお父さんが大好きなので、この家は苦労してきたお父さんへの“プレゼント”の意味も込められているのかもしれませんね」(同・芳根の知人)

“べっぴん御殿”は、すでに完成間近なのだろうか。都内の住宅街にある芳根の実家を訪ねると、更地に何個かブロックが置かれて、工事中の看板が立てられていた。まだ取り壊されたばかりなのだろう。

昨年の12月末から、解体工事をしていました。この家は、20年くらい前に建てられて、京子ちゃんはご両親とおばあさん、お兄ちゃんと一緒に暮らしていたんです。最近は全然見ていませんが、いまも京子ちゃんはこの家で暮らしているそうです。工事の間は、近くにある親戚の家にいるみたいですよ」(近隣住民)

 解体作業が終わり、これから本格的な工事に取りかかっていくという。

ときどき作業員が来て、工事をする音が聞こえますね。6月ごろには完成するそうです。状況が気になるのか、たまに京子ちゃんのご両親が様子を見に来ていますね。近所では、“すごい豪邸になりそう”ってもっぱらの噂ですよ」(同・近隣住民)

 ブレイクしても、両親への感謝の気持ちを忘れない“べっぴんさん”のようだ。