「嵐のレギュラー番組の枠を、そのままキンプリにシフトする動きがあったようです。特に日テレは『嵐にしやがれ』が放送されていた土曜夜9時枠を、キンプリ“初の冠番組に”と期待を寄せていたと言いますが、結局は上層部からGOサインが出ずに用意されていたのは櫻井翔のMC番組だったと。
世代交代を露骨に印象付けることは避けたかったのか、またはコロナ禍で外ロケなどで行う企画が制限される現状だけに“時期ではない”と、状況を鑑みて見送られたとも考えられます」(テレビ局関係者)
「ライブ配信」で映えるスノスト
ジャニーズにとっても大きな転換期となった2020年、“本業”であるコンサートが開催できない異常事態となった。年が明けてもなお、1月4日にスタート予定だったSixTONESを含めたコンサートが次々と中止になっている。しかし、「新たなビジネスチャンスも見出された」とはレコード会社関係者。
「各アーティストや歌手が手探りではじめたコンサートの収録配信やライブ配信ですが、これが思いのほか成功しているんですよ。座席数が制限される会場とは違い、ほぼ無制限で集客できるわけですからね。
また、長らく問題視されるチケット転売もできませんし、コンサートグッズもネット通販が当たり前の時代。ライブ配信事業は一つのエンターテインメントの形になりつつあるのです。コロナが終息して通常コンサートに戻ったとしても、配信との併用を検討する事務所さんが多いと聞きます。
特に、ジャニーズの中でもスノストの全身を使ったパフォーマンスは迫力があって画面を通しても映えますし、ライブ配信に向いていると思います。“腹筋太鼓”などは間近で見たいですからね(笑)。長年にわたる舞台出演で、タッキーに揉まれた成果でしょう。2021年のエンタメを引っ張るのは彼らかもしれません」
逆境をチャンスに、ジャニーズのトップまで登り詰めることができるか。