2019年1月、『週刊新潮』が穐田氏に4人の婚外子がいること、さらにその内ひとりの子どもの母親で不倫関係にあった女性から養育費の支払いを求めて訴えられていたことを報じたのだ。この1件も、本来ならば人知れず裁判がおこなわたのかもしれない。
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も「“菊川怜の夫”であるがため」とし、
「また南野陽子さんが結婚(2010年)した経営者男性も、のちに金銭トラブルや女性問題が報じられることとなりました。一般人ではありませんが、先日に2度目の不倫が発覚した中村芝翫さん。最初の不倫が撮られた時、本来なら“芸の肥やし”などと笑って軽く済まされたのかもしれませんが、奥さんが誰もが知る三田寛子さんだったからこそ騒動が大きくなったと思えます。すこし形は違えども、石原さとみさんの場合も言えますね」
高スペックすぎる“一般男性”
昨年10月に結婚することを発表した石原さとみ、同じく今年1月に結婚した河北麻友子の夫たちがそれだ。両名ともお相手の素性を明かさずに“一般男性”としたのだが、次第に夫の“高スペック”ぶりが明らかにされた。
「石原さんの夫は、大手外資系金融機関に務める東大卒のエリートで年収5000万円、さらにファッション誌に海パン姿で登場した過去も報じられました。河北さんの夫もまた実業家の“一般男性”とされながらも、かつて芸能活動をしていた元パリコレモデルだったことが判明。およそ“一般男性”とかけ離れた経歴の持ち主だったことに、世間は“やっぱりね”と思ったことでしょう」(前出・ワイドショースタッフ)
彼らもやはり人気の女優、タレントと結婚したからこそ、過去を掘り返されてしまったようだ。そして万が一、何らかのトラブルやスキャンダルを抱えているとしたら、豊田氏らと同様に狙われる、暴かれるリスクもあるということ。
「豊田さんは“バレければ大丈夫”という危機意識、“小川アナの夫”という当事者意識が薄かったのかなと思います。芸能界のスキャンダルとは無縁としながらも、反面、“有名になりたい”というミーハー心や、“自分は認められた人間だ”という強い自己顕示欲が、彼らが有名女優や有名タレントを妻に迎える理由なのかもしれませんね。秘密裏に芸能人と交際している方は“マーク”される前に今一度、身辺を見直した方がいいでしょう(苦笑)」(佐々木氏)
文春からの直撃に当初はAさんとの不倫を否定するも、のちに「不適切な行動があった」と事実を認めた豊田氏。同氏はメドレー社の代表取締役を辞任し、16億円相当のストックオプションを放棄、さらには役員報酬を返上することを明らかにした。
“身から出た錆”ではあるものの、芸能人を“嫁とり”したがために超エリートの経歴に大きな傷をつけることになってしまった。