吉本興業からは2020年12月をもってオリエンタルラジオの中田敦彦(38)と藤森慎吾(37)が、先月30日付でキングコングの西野亮廣(40)が退社するなど、タレントの独立が相次いでいる。
吉本の会長は「戻らんでもええと思う」
会長は記者からの直撃に対し、西野から退社発表の直前にメールがあったこと、中田とはギャラの配分で半年以上にわたって会社が話し合いを続けていたと明かしている。
会長は冗談を交えつつ、西野と中田の退社について語っている。しかし、記者から宮迫の名前が出ると表情が一変したという。そして、「もう戻らんでもええと思う」「YouTubeで辞めた吉本のことをネタにすんなよって」と話したのだ。
さらに「テレビに戻りたい」というYouTubeで発信してきた宮迫に対して、「テレビ局と直接やったらいい。ウチが圧力をかけるようなことはない」と突き放すようなコメントしている。
「会長は、ダウンタウンの松本人志さん(57)と浜田雅功さん(57)を育てた人物として業界に名を轟かせました。ダウンタウンが芸能界のトップに上り詰めるのにあわせて、東京支社長を皮切りにどんどん出世していき、吉本の会長へと昇りつめたんです。
つまり、会長と松本さんの関係は深く、強い信頼関係があります。それがよく分かるのが、闇営業が大きく騒がれた2019年7月、レギュラー出演する『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言。松本さんは、会長がいなくなったら吉本を辞めます、ということを真剣に語っていましたからね。
そんな松本さんと、宮迫さんは、連絡がとれない状況にあるとも聞こえてきていますね……」(バラエティ番組制作会社関係者)
宮迫は、2月10日の動画で、紳助氏との電話の前には、インパルスの堤下敦(43)や千原ジュニア(46)、TKOの木下隆行(49)などとも電話をつなぎ、話をしている。
「吉本の後輩の堤下さん、同じく吉本の後輩で現在も地上波テレビの第一線で活躍しているジュニアさんも電話に出て、気軽にYouTube出演するのには驚きました。もちろん、事前に了解はとっているのかもしれませんが。さらに、芸能界を引退した紳助さんにまで電話をしているのに、やはり、松本さんには電話をかけていないんですよね」(前同)