「昨年ぐらいから“森田さんが退所するのではないか”という噂はありました。もともと、彼は芝居への情熱が強いほうでしたが、りえさんと結婚したことで“役者”という仕事への興味や意欲がより強くなった気がします。彼女は女優として『日本アカデミー賞』や『ブルーリボン賞』など、数々の権威ある賞レースを制していますからね。そんな人と一緒に生活していたら、影響も受けるでしょう」(芸能プロ関係者)
役者としての矜持が強まる一方で、“本業”に対する情熱は薄れていく─。
「アイドルとして活動することが苦痛になっていたようです。周囲には、“アイドルとして見られたくない”と口癖のように言っていましたし、40歳を過ぎても、歌って踊り続けることに疑問を感じていた。“もっと芝居を突きつめて評価されたい”という思いが、日に日に強くなっていったといいます」(舞台関係者)
幼いころから仕事をしてきた思い出深い場所から離れてまで、新しい道に進もうとしたのは、“アイドルではなく、ひとりの役者として見てほしい”という思いだったのかもしれない。
2019年にジャニー喜多川社長が亡くなって以来、中居正広や元関ジャニ∞の錦戸亮、山下智久、元NEWSの手越祐也など、事務所を去るメンバーが後を絶たないが、最近はさらなるピンチを迎えている。
「これまで最前線を走っていたグループが次々に離れてしまっているんです。嵐は昨年末でグループでの活動を休止し、TOKIOは4月から『株式会社TOKIO』を設立して“独立”します。V6も解散するので、事務所の屋台骨が揺らいでしまいますよ」(テレビ局関係者)
次に解散がウワサされる2人組
そうした状況が続いたためか、“あの年長グループ”を心配する声も。
「ファンの間では、“KinKi Kidsも解散するのではないか?”と言われているんです。きっかけは、一部のメディアで堂本剛さんが今年6月で退所する可能性があると報じられたこと。彼らに限ってそんなことはないと思いますが、V6も目立ったトラブルがなかったのにもかかわらず、解散することになったので、何が起きてもおかしくありませんよ」(同・テレビ局関係者)
ファンの心配が杞憂に終わることを願いたいが、キンキにもV6と同じ“不穏な動き”が出ていて─。
「彼らも昨年末の『カウコン』に出なかったんです。もともと、『カウコン』は1996年から阪神・淡路大震災の復興チャリティーイベントとして始まりました。TOKIOとV6、キンキは合同グループ『J-FRIENDS』としてイベントを盛り上げてきた古株。TOKIOは山口達也さんの“事件”以降出ていませんが、伝統的イベントの創始者ともいえる2組が出なかったのは偶然なのでしょうか……」(レコード会社関係者)
これまで、ジャニーズはピンチのときは、最前線でベテランのグループを中心に“WAになる”ことで乗り越えてきた。今回の“緊急事態”も一致団結して解決してくれると信じたい!