そんな山下には、独立後も多くの仕事が舞い込んでいるが、すべての仕事をこなせるわけではない。
「オファーを受けて、一度はやる方向で話が進んでも、途中でお互いの条件が合わなくなって、頓挫することはあるでしょう。でも、それはほかのタレントさんにも起こりうる一般的なこと。家族の反対を理由に断ることはありませんよ」(同・山下の知人)
山下は芸能界に入って25年になるが、オファーされた仕事を受けるか否か決める際、守り続けている“掟”があるという。
「自分を応援してくれるファンが悲しむような仕事は受けないんです。どんなに金銭的に魅力のある仕事であっても、その仕事をすることでファンを悲しませてしまうと思ったら、断っていますよ」(芸能プロ関係者)
海外の事務所と“訣別”したことについても、こんな声が。
「今後も、ウエストブルックとの契約は継続するそうです。これまで、山下さんとウエストブルックはエージェントという形で付き合ってきました。これからも、お互いがやりたいと思える仕事があったら、一緒に仕事をしていく関係を続けていくでしょう。関係が悪化しているどころか、最近も連絡を取り合うなど、非常に良好な関係ですよ」(同・芸能プロ関係者)
実際、ウエストブルックとはきちんと連携が取れているようだ。
山下本人を直撃すると
“家族介入”も、海外事務所との“訣別”もウソだったことになる。一連の報道に対して、本人はどう思っているのだろうか。3月下旬のお昼ごろ、都内で本人を直撃した。
─山下さんの仕事にご家族が介入しているという報道がありましたが、実際はご自身の判断で決められているのでしょうか?
「…………。事務所に聞いてもらってもいいですか?」
声をかけると一瞬立ち止まったが、すぐに前を向いて歩き始めた。
─今後も、ウエストブルックとの契約は継続していく?
「すいません。それも事務所に聞いていただけますか?」
ていねいに対応してくれたが、最後まで明言は避けて、立ち去った。
そこで、山下の事務所に問い合わせると、
「(山下の)家族が仕事に介入した事実はございません」
とのこと。仕事に関しては、本人とマネージャーで決めているのだろう。
ウエストブルックにも契約について聞くと、
「今後も、山下をサポートしていくことに変更はございません」
気になる今後の仕事について、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏に話を聞いた。
「昨年Huluで配信されたドラマ『The Head』での演技は、海外でも高く評価されています。今後も、俳優として海外で活動していくでしょう。また、国内での人気は相変わらず高く、海外の映画に出てグローバルに知名度が上がっている彼をCMで起用したいスポンサーも多いと思いますよ」
これからも、山下は大切な家族、そしてファンが喜ぶ仕事をしてくれるだろう!