SNSに《全く反省なんかしてないよーだ》

 当時、容疑者の刑事裁判を傍聴していた裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火さんに聞くと、

「裁判では“被害者の少女とは交際していた”としつこく言い訳をしていました。そもそも、プロデュースする側がタレントに、それも未成年だと知りながら手を出すなんておかしな話ですが」

 当時、彼が書いた傍聴記事によると、

《被害女性とは交際していた。性行為の動画を撮影し、友人にLINEで共有していた》

《共有したのは、こんなに可愛い子と付き合っていると自慢したかったから》(一部抜粋)

 などと陳述していたという。

 しかし前出の友人によると、

「付き合っていたのはウソ。本人は交際しているふうに振る舞っていたけど、実際に会うと少女は足を震わせて、明らかに上下関係で成り立っている間柄だった」

 ところが、これほど卑劣な犯行に及んでいたにもかかわらず、判決では執行猶予がついた。少女が示談に応じたこと、父親の監督が期待できることなどが酌量の余地ありと判断された。

 裁判では「もう母親と妹以外の女性とは接しない」「プロデュースもやめる」と話していたが、実際はまったく反省していなかったことに。

 昨年の裁判後、本人のSNSには《逮捕されたけど全く反省なんかしてないよーだ。法廷では“もうしません、反省してます”って言っといたけど、そんな訳ないじゃん。もうやり始めてるし》という文章が記されている。

「昨年の逮捕時も、今回の逮捕時も送検時に泣いていましたが、反省ではなく単純に刑務所に行くのが怖かっただけでしょう」(前出・友人)

 悪びれる様子がないのは、どういうことなのか。実家の父親を直撃したが、

「すみません。失礼します」

 とだけ言って取材拒否。

 今度の裁判は、父親の示談金でも乗り切ることはできないだろう……。