大人にも子どもにも大人気のジブリ作品。テレビで放送されるたびに見てしまう人も……。そんな作品に登場するイケメンキャラ限定のランキングを調査&発表!“ジブリ芸人”の解説とともにお届けします!!
夏といえばジブリ!
もはや、夏休みの恒例行事となった『金曜ロードショー』(日本テレビ系)のジブリ企画。今年も8月13日(金)の『もののけ姫』を皮切りに、3週連続でジブリ作品の放送が予定されている。
そこで週刊女性でも、ジブリ作品に関する緊急アンケートを実施!30歳以上の女性読者1000人を対象に、ジブリ作品中の「いちばんの推しメン」を調査したところ、意外な結果に……!? ジブリオタク芸人として、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などでもおなじみの石出奈々子とともに、ランキング結果を見ていこう。
推しメン第1位はだめんず?
栄えある第1位に輝いたのは、90票を獲得した『ハウルの動く城』の主人公、ハウル!
「美青年でマイペース。あんなイケメンになら、振り回されたい」(東京都・55歳)
「ボーッとした雰囲気だったり、シャキッとした態度だったりと、ギャップがいい」(兵庫県・31歳)
といった回答の中で特に多かったのが、「木村拓哉くんの声だから好き」(宮城県・51歳)
という意見。声優がキムタクでなければ1位にならなかったかも?と思える結果だが……。
「たしかに、木村拓哉さんの影響は大きいと思いますが、キャラクターも魅力的。ハウルって見た目はカッコいいけど、だらしなくて弱い部分もあるんです。そこに母性本能をくすぐられちゃうのかもしれませんが、だめんず好きの女性の票が集まった可能性もありますね(笑)」(石出)
ここでいきなり衝撃的な情報!石出によると、あの太った“荒地の魔女”が、ハウルの“初めての相手”だというのだ……。
「これは都市伝説ではなく事実です。宮崎駿さんも言及していますし、三鷹の森ジブリ美術館のミニシアターで放映されている『星をかった日』のなかにも、そのヒントが隠されています」(石出)
荒地の魔女は美輪明宏が声優を務め、その強烈なキャラクターを演じた。
「この物語は結局、ハウルの魅力にいろんな女が振り回されちゃうというお話なのかも(笑)。荒地の魔女しかり、サリマン先生しかり、ですね」(石出)
2位にランクインしたのは『千と千尋の神隠し』のハク。同作品は、昨年『鬼滅の刃』に記録を抜かれるまで、映画の興行収入歴代1位の座を2001年から守り続けていた。
主人公の千尋を助ける少年・ハクは、
「美少年だけど、まさかの正体が龍というのも、気高い雰囲気に納得」(東京都・55歳)
「優しくて力強く、姿がりりしい。千尋を見守る姿にも惹かれました」(福岡県・67歳)
という声からもわかるように、正統派の王子様キャラだ。
「千尋に壁ドンするシーンが、ズキュンときちゃいますよね。自分の本当の名前を思い出したあとのハクは、目つきが優しくなって少し顔つきが違っているんです。何度見ても新しい発見があるところが、ジブリ作品の魅力のひとつですね」(石出)
第3位の推しメンキャラは『もののけ姫』のアシタカ。強く勇敢なだけでなく、タタラ場の女性たちからキャーキャー騒がれるほどのイケメンでもある。
「声を担当している松田洋治さんの声が渋くて。キャラとしても男前で、完璧」(東京都・35歳)
「自分を犠牲にしてまで村のみんなを守るところが素敵」(岩手県・40歳)
といった意見が聞かれた。
「純真でたくましくて、文句なくカッコいいですよね。でも、カヤからもらった大事な小刀をサンにあげちゃうシーンにモヤモヤ……。女性に対する誠実さに関しては、ちょっと疑問が残りますね(笑)」(石出)