《キムタクにバス釣り別荘を捧げたタマホーム社長》

 8月5日発売の『週刊文春』が、木村拓哉と『タマホーム』の玉木伸弥社長の“親密な関係”を報じた。玉木社長と言えば、これまでも社員への“ワクハラ”問題などを同誌に報じられており、今週も続報を打ったのだがーー。

「何でも、2009年から同社のCMキャラクターに起用されていたキムタクに、出演料の他に、妻の工藤静香が所有する河口湖近くの土地に別荘を建てて、さらに家具一式も無料で提供したというのです。地元業者の話によると通常価格は約4000万円。昔から彼の大ファンだったという玉木社長の計らいだそうで、ジャニーズ事務所には秘密で建てられたとしています」(芸能リポーター)

 誌面では、玉木社長や創業者の玉木康裕会長ら幹部に囲まれて記念撮影に収まる、ビシッとスーツを着た木村の写真も掲載。2013年3月の東証一部上場を記念したパーティーにて撮られたようだ。

 この記念パーティーの様子を当時、『週刊女性』もキャッチしていた。創立15周年記念式典を兼ねたパーティーが行われたのは同年6月、東京ディズニーリゾートにある『舞浜アンフィシアター』にタマホーム社員2000人が招待されたのだ。

入社式でもビデオメッセージの計らい

 式典が厳かに進行する中で、サプライズゲストとして登場すると会場内を沸かせた木村。祝辞で「本日はおめでとうございます。こらからも一緒に頑張っていきましょう!」と、一蓮托生の関係を伝えるとボルテージは最高潮に達したのだった。

 当時のタマホーム担当者も取材に、木村が式典に出席したことを認め《(木村さんとしても)初めてのこと》と回答。いちスポンサー企業以上の“礼を尽くしたい”関係を築いていたのだろうか。当時を知る芸能ライターによると、

「さらにキムタクはこの頃、同社の入社式にも“皆さんの新生活が素晴らしいスタートになるよう願っています”と、新入社員にビデオメッセージを送っています。いくら大事なクライアントであって、彼が義理堅い性格といえども、本来ならばここまでサービスする必要はない。

 あの時はすごい“男気”だと感心したものですが、別荘を建ててもらっていたとあってはさもありなん。今になって納得しましたよ(苦笑)」

 ただ、今回の『文春』の取材に対してジャニーズ事務所は、木村がタマホームに“別荘を建ててもらった”ことは認めるも、あくまでも“見積もりに基づく対価を支払っている”としている。通常の手続きによって購入した物件であり、税法上の問題に触れかねない贈与とは異なるという見解だ。玉木社長としては、上場の“立役者への贈り物”との気持ちだったのかもしれないが、木村には“常識”があったということか。