法的には皇族以外が宿泊できないとしても、秋篠宮邸は眞子さまにとって唯一のご実家である。渡米までの期間であれば、滞在していいという意見も当然あるだろう。

眞子さまとの勘当も辞さない殿下

宮邸をお出になって、一般のマンションなどにお住まいになると、現在の状況からして、警視庁か県警かはわかりませんが、相当厳重な警備を敷かざるを得ないでしょう。また公金を使っていると批判されるのは目に見えています。

 お住まいの場所にはマスコミが大勢張り付き、近隣住民にも負担をかけることになるでしょうから、渡米までは宮邸にいらっしゃった方がいいと思っています。

 ただ、眞子内親王殿下の荷物は一般の女性よりも多いでしょうから、それらを宮邸で保管できないなら、どこかに移さないといけないでしょうし、帰国時の住居のことも考えて、宮邸以外の場所が必要なのかもしれません」(山下さん)

 これまで公務の際に着用してこられた洋服や、春と秋に行われる『園遊会』と海外への公式訪問でお召しになった着物や帽子、勤務されている博物館やご自身の研究資料など、眞子さまは一般人よりも遥かに所有されている荷物が多い。そういった所有物を保管しておく日本の拠点が必要である可能性があるということ。

 そして実は、前出の山下さんが話す通り、眞子さまがお住まいを出ざる得ない理由があったのだーー。冒頭の宮内庁関係者が明かす。

'18年11月、お誕生日会見で秋篠宮さまは「現状では納采の儀は行えない」との意思を表明された
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【写真】小室圭さんが眞子さまではない美女と笑顔で密着!

秋篠宮さまが最も気にされているのは国民感情です。だからこそ、眞子さまの入籍後はすぐに宮邸から出るように示されたのでしょう。これ以上、娘の結婚問題で皇室にダメージを与えることはできないとお考えなのです。

 眞子さまは入籍後に戸籍を取得して民間人となるのに、そのまま宮邸に残られた場合、“皇族ではない人間がなぜまだ住んでいるんだ!”と、世間から猛バッシングを受けることは目に見えています。

 殿下としては、ご夫妻の反対を押し切って異例尽くしの結婚を選ばれた眞子さまとは“勘当した”というイメージを残すためにも、秋篠宮邸での滞在を認められなかったのかもしれません。

 今後は皇室にまつわる行事にも眞子さまと小室さんが出席されることも許さず、一定期間は“皇室を出禁”の状態にされるかもしれません。ただ、愛する長女との縁を断絶するという、父親としてこれ以上の悲しい選択はありませんよね……」

 小室さんとのご結婚しか見えておられない眞子さま。親の心、子知らずとはこのことなのだろうか……。