「会場ではコンサートスタッフが用意した顔全体を覆うフェイスシールド『スマイルアップシールド』をつけることが義務づけられています。来場者は不織布マスクの上からシールドをつけなければなりません」(芸能プロ関係者)
“有観客でもファンが安心してライブを見られるように”という配慮なのだろう。
“ファンサ”が少なくなる噂
「そのほかにも“自宅から会場までつけてきたマスクは会場で取り替える”“ライブ中は歓声や声援を発しない”など、細かくルールが設けられています。これらは、三宅さんが中心になって決めたんですよ」(同・芸能プロ関係者)
ただ、“マスクとフェイスシールドを両方つける”というルールは、守らない人も……。
「ほとんどの人は守っていますが、一部スマイルアップシールドをつけない人がいたんです。暑かったり、呼吸が苦しかったりと、なにかしら理由があるのかもしれませんが……」(レコード会社関係者)
しかし、ファンが起こした“奇跡”によって、状況が一変する。
「ネット上で、“きちんとマスクとシールドをつけるように”とファン同士が呼びかけ合ったんです。その効果はテキメンで、9月初めはライブ会場でシールドをつけない人が10人以上いましたが、最近はほぼ全員つけています。V6のファンはマナーがいいことで有名ですが、こんなふうに自発的に行動することに驚きましたよ」(同・レコード会社関係者)
劇的に改善されたのは、“6人の花道を邪魔しないように”という思いに加えて、こんな理由も。
「会場に行ったファンの間で、シールドをつけていない人がいるブロックには、6人が手を振ったり、目線を向けるといった“ファンサ”が少なくなるという噂が流れたんです。みんなが気持ちよくライブに臨みたいので、気をつけるようになったんですよ」(前出・V6ファンの女性)
26年間一緒に歩んできたからこそ、お互いを思った行動ができる─。それがV6とファンの“愛”なんだ!