「絶対に親バカになっちゃう」

 そして、2人にもう一つ期待されているのが、深刻な社会問題である少子化の“ストッパー”としての役目だとか。

 日本における2020年の出生数は約84万人で、出生率は人口1000人に対して6.8となっている(厚生労働省令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況より)。そして1人の女性が生涯で出産する人数を表す合計特殊出生率は1.34と、世界的に見ても低い数字で、東京都に限ってみれば1.13と47都道府県で最下位だ。

 2016年のカルチャー雑誌『iD』ウェブ版にインタビューにおいて、「10年後は何をしていたいですか?」という質問を向けられた小松は、

子供は好きなのでなるべく早く欲しいですね。見ているだけで癒されるし、疲れが吹っ飛ぶんですよ。知らない人でも知っている人の子でも関係なく好き。絶対親バカになっちゃうんだろうな

 と、自身の母親姿を思い描いていただけに、将来は子どもを授かる可能性もある夫婦。とはいえ、なぜ彼らが“少子化”を止めるのに一役買うことになるのか。それは2人が育った環境に関係しているとも。

 実は菅田は3人兄弟の長男で、小松は上に2人の兄がいる。つまりは両名とも3人兄弟で育っているのだ。前出の結婚コンサルタントは「もちろん何人授かるか、などとは周囲がとやかく言うべきではありませんが」と前置きしつつ、

自分たちが育ったような賑やかな家族像を描いているとしても不思議ではありませんし、ぜひとも菅田さんと小松さんは“モデルケース”となっていただいて、若い世代が憧れるカッコいい家庭を築いてほしい。そんな期待を抱かせるカップルだと思います。

 それと、これは私の希望ですが、できればご夫婦には派手でオシャレな挙式、披露宴を開いてもらってテレビで大体的に中継していただきたい。(ブライダル)業界も元気になると思いますので(笑)」

 芸能界を、日本を代表するビッグファミリーになりそうだ。