「成年を迎えられた愛子さまは現在、『学習院大学』の2年生。しかし、いまだに入学式以外で登校されたことはありません。これは、コロナ禍で国民を案じられている両陛下のご意向が影響しています。
大学の授業はオンラインで受講されており、試験やレポート提出も同様にオンラインで行われています。ほかの同級生たちは大学に通い、サークルや部活動などを楽しむ中、愛子さまは想像していたキャンパスライフではない日々に、少し残念がられているご様子で……。
ただ、逆に言えば、外出できないからこそ、お住まいで“ご趣味”を楽しみながらリフレッシュされていると思いますよ」(侍従職関係者)
成年会見が来年3月に後ろ倒し
12月5日は成年行事として、皇居内にある宮中三殿を参拝された愛子さま。
その後、宮殿でお父さまである天皇陛下から勲章を受け取り、午後にはローブデコルテとティアラをお召しになり、両陛下に改めてご挨拶。
注目されていた愛子さまにとって初めてとなる記者会見は、来年の3月に行われる運びとなった。
「基本的に皇族は学業優先ですからね。そもそも、今回の成年行事が愛子さまのお誕生日当日ではなく5日になったのも、大学の授業を優先されたからです。
ただ、当初会見の日取りは1月の初旬に行う予定だったんです。学業以外にも雅子さまのご体調を考慮された結果だったとか」(宮内庁関係者)
いったい、どういうことなのか。
「雅子さまは、愛子さまがおひとりで初めての会見を行うにあたり、回答内容や立ち振る舞いなどを“しっかりと準備したい”とのご意向だと聞きました。
雅子さまご自身も12月9日にお誕生日をお迎えになるにあたって、今年もご感想として文書を公表されます。そうとう推敲を重ねられており、文書の準備にお時間がかかっているそうです。
さらに、来年もお正月の新年一般参賀が中止となる代わりに、両陛下のビデオメッセージが公表される方向で進んでいます。現在も『適応障害』の療養中でいらっしゃる雅子さまはご体調と相談されながら進めておられます。
お誕生日文書とビデオメッセージの収録が重なり、十分な時間も必要なのです。これらの理由から、愛子さまの会見が来年3月まで後ろ倒しになったそうですよ」(同・前)