パク・ジョンミンがやりたかった役
・原作漫画への愛があふれまくり
「愛するウェブ漫画がうまく映像化されてうれしく、その中に僕も一緒にいることができて幸せ」というパク・ジョンミンは、単行本に推薦の言葉を寄せるほどの原作ファン。
ヨン・サンホ監督は「どの役でもいいから出演したいと彼から電話があった」と語っている。意外なことに、彼が当初やりたかった役は新真理会の信者集団「矢じり」の中心人物、イ・ドンウク。「とても魅力的に感じたので」とのことだが、この扮装だけでも見てみたいかも。
・“普通の一市民”が共感を呼ぶ
「後半、がらりと作品の雰囲気を変えたのは、パク・ジョンミンの力が大きいですね」と新森さん。「黙っていてもカリスマ性がダダ漏れのジンスとは対照的に、ヨンジェは家族を愛する普通の一市民。パク・ジョンミンはその心情を見事に演じて共感を呼びました」。今作では一緒のシーンがなかった2人。
「ユ・アインという俳優が大好きなファンの1人として僕も少し残念でした」と語ったパク・ジョンミン。ジンスとヨンジェが出会う世界を、つい妄想したくなる。
◆ほかにも魅力炸裂のキャラがザクザク!
・ミン・ヘジン(キム・ヒョンジュ)
死の宣告を受けた人を守ろうと戦う弁護士。新真理会やその熱心な信者に立ち向かう。後半ではショートカット+アクションも。
・チン・ギョンフン(ヤン・イクチュン)
怪物による殺害事件を捜査する刑事。過去に妻を殺され、トラウマに。ひとり娘が新真理会の集会に参加していることを知り……。
・イ・ドンウク(キム・ドユン)
新真理会の信者集団「矢じり」の中心人物。ライブ配信を行い、死を宣告された人を炎上させるなどネットユーザーを過激に扇動。