一方、地元愛については2019年放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で披露していた。同じ秋田出身の柳葉敏郎(61)、藤あや子(60)とのトークで「いいふりこぎ(格好をつける)」「しったげうめぇ(すごく美味しい)」といった方言を連発。年上ふたり以上に秋田っぽさをふりまいていたものだ。
また、渡部と一緒にたびたび秋田に帰っているとして、
「秋田を大好きでいてくれてるので、その点、ホントにうれしいし。(略)一緒にPRするって張り切って」
という発言も。これにより、渡部との絆はさらに強まったわけだ。
夫・渡部建を見守ることを決めた妻・佐々木希
そういえば、秋田は「忠犬ハチ公」で有名な秋田犬の産地でもある。ハチは飼い主が亡くなったあとも、ゆかりの地である渋谷駅に通い続け、晩年はすみついた。じつは秋田犬には自分のテリトリーを見張る習性があり、ハチの渋谷駅へのこだわりはそれだったともいわれる。
そこで再注目したいのが、渡部の活動再開を報告した佐々木の言葉だ。「主人の姿を見守ることに決め」というフレーズからは、夫婦生活こそが自分のテリトリーだと定め、そこをなんとしても守っていくという覚悟が感じられる。秋田美人の佐々木には、秋田犬のスピリットも宿っているのかもしれない。
もっとも、彼女は結婚したときからその覚悟だったのだろう。それゆえ、渡部が休んでいるあいだも、NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』などに出演するなど、精力的に仕事をしてきた。
ただ、この流れ、渡部にとってはビミョーだ。例えば、東出昌大の場合、不倫のあと、離婚したり、事務所の退所報道が出たりしたことで、免罪符を得た印象がある。その点、渡部には元サヤ感もつきまとうため、バッシングがおさまらず、復帰がうまくいかない可能性も考えられるのだ。
まぁ、しかし、そのときは佐々木が頑張り、養ってくれるだろう。そうなると佐々木が言うところの「主人」が、どちらかわからなくなりそうだが──。