目次
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ー 世の中には“結婚に向かない人”も存在する
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ー 「異性に相談するクセ」がある人も要注意
「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。有名人の言動を鋭く分析するライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。

第69回 福原愛

 北京オリンピックが閉幕しましたが、メダルを取るという偉業をなしとげたアスリートたちも、結婚などの私生活はそれなりに困難を伴うものなのかもしれません。『週刊文春』2022年1月27日号が体操界のキング、内村航平のモラハラ疑惑および離婚危機を報じましたが、『FLASH』2022年3月1日号によると、元卓球日本代表の福原愛の“友人”が、愛ちゃんから不倫疑惑のあったA氏と再婚の意志があると聞かされたそうです。

 ここで愛ちゃんをめぐる報道について、振り返ってみましょう。2016年に台湾の卓球選手・江宏傑と国際結婚をし、台湾でお子さん二人を育てていた愛ちゃん。仕事のために日本に一時帰国しますが、『ポストセブン』が2021年3月4日配信の記事で、愛ちゃんとA氏との不倫疑惑を報じました。

世の中には“結婚に向かない人”も存在する

 記事によると愛ちゃんは知人を介した食事会でA氏と6〜7年前に知り合ったそうです。ソフトクリームをあーんと食べさせ合ったり、中華街食べ歩きなど、はた目には横浜デートを楽しんだかのような二人。その後、横浜のホテルに泊まったそうですが、記者に直撃された愛ちゃんは「それは事実ですが、ホテルの部屋は2部屋取っていた」「精神的にあまり安定していない私を、サポートしてくれる仲のよい友達の1人」と不倫関係を否定しています。4月1日発売の『週刊文春』では、愛ちゃんは夫からのモラハラや、義母、義姉からの干渉に悩んでいたこと、相談相手のA氏が実は既婚者だったと報じられています。

 もし二人の関係が本当に“お友達”ならA氏が既婚者でも問題はないはずですが、そうでないならW不倫となって、大分ヤバいことになりそうです。『週刊文春』2021年12月30日・2022年1月6日号では、A氏本人が11月に離婚し、その後、愛ちゃんと交際を始めたので不倫ではないと記者の質問に答えています。『文春』はA氏の元妻も直撃していますが、元妻ははっきり、離婚は愛ちゃんとの報道が原因であると認めています。愛ちゃんとA氏の交際は順調のようで、冒頭で述べたとおり「彼と結婚するつもり」と友人に報告したそうです。

「彼と結婚するつもり」と言っていた女友達が、実際には結婚しないというケースもよくあることです。これはオンナ同士の他愛ないおしゃべりの範疇(はんちゅう)ではないかと私は思いますが、もし愛ちゃんがA氏と本当に再婚するつもりなら、よーく考えたほうがいいと思います。なぜなら、世の中には“結婚に向かない人”というのも存在しているからです。

 婚活女性の相談を受けている私のもとによく寄せられるお悩みとして、「私は恋愛体質ではない。だから、婚活がうまくいかない」というものがあります。恋愛体質というのは、今ではあまり聞かない言葉かもしれませんが、「よく恋をする人、惚れっぽい人」という意味で、「恋をしていないとオンナとして終わっている」という恋愛至上主義の時代には、女性誌で「恋愛体質になろう」という特集がよく組まれていました。確かに恋愛結婚の場合、誰かに恋をし、相手にも自分を好きになってもらわないと成立しないわけですから、恋愛をすることは大事です。