『アメトーーク!』の現場では
バラエティー番組でもその明るさを遺憾なく発揮し、キャラクターがお茶の間にもすっかり定着。『アメトーーク!』など、人気番組のエグゼクティブプロデューサーを務める加地倫三さんが、その魅力を明かしてくれた。
「有吉(弘行)やケンコバ(ケンドーコバヤシ)などと“本屋でマンガ大好き芸人”という企画でロケをしたことがありました。マンガにはセクシーなシーンが描かれた作品もあるので、流れ上、どうしても下ネタになることも。そういった場面で、アリスちゃんはちゃんと“嫌がる顔”をしてくれるんですよね。それが、バラエティー的にはちょうど“嫌じゃない顔”なんです。その顔に気づいて、謝ることで笑いが生まれ、その後も“なに、もう~”としっかりリアクションをしてくれるところも抜群にうまいんです」(加地プロデューサー、以下同)
芸人たちからの信頼も。
「特にケンコバは、アリスちゃんの返しがきちんとしているとわかっているからこそ、やりやすそうに見えます。変なことを言って怒られるくだりや、“エロ”や“グロ”のマンガが好きだという彼女を、遠慮なくいじれるんです」
もはや、番宣ゲストの域を出た“いちプレーヤー”だ。
「アリスちゃんは、“出たからにはちゃんと貢献しなくちゃ!”という気持ちが人一倍強いと思います。あまり活躍できなかったら、すごく悲しそうに、芸人さんが落ち込むのと同じような表情で、肩を小さくして帰っていきますからね(笑)。そんな女優さん、なかなかいないです」
“バラエティーなんて、本気でやってどうするの?”とは言わせない!