「お店に入った瞬間、すぐに気がつきましたよ。サングラスをしたまんま、豪快に音をたてて、すすっていました。ずずずーーーって。うどん屋さんでも、芸能人オーラが香り立つというか……」
3月中旬の午後3時――。混み合うラインチタイムをさけて、都内の人気うどん店に足を踏み入れたOLが目にしたのは、元TOKIOの長瀬智也だった。
30年、在籍していたジャニーズ事務所を辞めて、そろそろ丸1年がたつのだが……。
やりたいことをやる“長瀬流”
「彼は芸能界を引退する、と明言していません。“裏方に回る”という話もありましたが、それがどういうことなのか、具体的にわかっていません。今はSNSで、趣味のギター、バイク、スケボー、釣りなんかの様子をひたすら公開しているだけ。古着屋さんのチラシに登場したり、バイク雑誌の表紙を飾ったこともありました」(ワイドショースタッフ)
長瀬はどうしてジャニーズ事務所を辞めて、今後は何をしていこうとしているのか、いまだによくわからないままなのだ。
「ただ、これまでやってきたジャニーズタレントみたいなことは、もうやりたくないのは伝わってきますが……」(同・ワイドショースタッフ)
そんな長瀬が目撃されたのは、冒頭の平日午後、うどん店だった。
「オレンジ色のニット帽を被り、マスクをアゴにズラした状態で、うどんを食べていました。無精ひげを生やしていましたが、それもワイルドで、セクシーな雰囲気でしたよ。ほかの女性客も気づいており、興奮しながら彼がうどん食べる姿を見守っていました」(前出のOL)
ささっとうどんを平らげると、肩で風を切りながらレジに向かった長瀬。
「ごちそうさまでしたッ!」
会計をすませると、店内に響き渡る声で店員にそう伝え、店を後にしたという。
庶民的な店で食事をするなど、飾らない姿を見せていた長瀬だが、やはり気になるのは今後の動向。
「2022年に“活動”を本格的に始動する、という報道もありましたけどね。音楽であり、俳優であり、バイクであり……彼がやってきたこれまでの経験を、新たな方法で表現していくことを目的としている、と。大好きな趣味を思う存分、堪能したいということでしょうか……」(レコード会社関係者)
こだわりの趣味に“長瀬流”の新たな価値を生み出したい――。もしかしたら、そんな思いなのかもしれない。その背景には、両親の影響があるのかも。
「長瀬さんのお父さんは、元レーサー。お母さんは以前、お好み焼き屋さんや、ブティックを経営していました。ご両親ともに、自分の好きなことをしてきたので、長瀬さんも“俺も自分のやりたいことをやる!”と思いを持ち育ってきたのでしょう」(同・レコード会社関係者)
急いては事を仕損ずる、ということもある。ゆっくりと、自分の道を探してほしい。