結果的に高得点を射抜くことができなかった二宮だが、アーチェリーを構えて《みんなの期待に応えたいと思います!》と、集中して狙いを定めた時、
《スーパースター、嵐のニノ。大トリでここで登場。見てろ、大野!見てるか、大野くん!俺の1射目、魂込めて、いったぁーー‼︎》
嵐のリーダー・大野智を持ち出して、二宮の“ショット”を実況した司会・今田。これが失敗となり、麒麟・川島明らから「緊張してましたやん」などと囃し立てられると、バツの悪そうな二宮は《違う違う!こんなこと言いたくないんだけど……、お前、うるさいんだよ‼︎》と、外したのは“実況のせい”とばかりに今田を指差し。
そんな二宮の指摘に《僕?応援してただけやん》と、とぼけて返した今田は、続く2位をかけた場面でも再度《煮るなり焼くなり二宮和也》とイジり倒すと、スタジオは爆笑に包まれたのだった。
二宮和也は何様のつもりだ
ところが、この2人の漫才のようなやりとりが生放送されると、ネット上では、
《昔から当然のようにタメ口使う二宮 嫌だったけど、さすがに「お前」はひどすぎる》
《二宮、今田に対して お前うるさいってなに? おまえがうるさいわ バラエティだから何言うてもいいじゃない》
《二宮和也は、何様のつもりだ?! 目上である今田耕司に対して「お前うるさい」だとさ》
今田に対する口の聞き方、特に目上の先輩を“お前”呼びした二宮に不快感を覚えた視聴者も少なからずいたようだ。
「一般視聴者にしてみれば、ニノの“キャラ”を不快に感じるかも」とは、ジャニーズ事情に詳しい芸能ライター。
「ファンは慣れっこなんですが、ジャニーズの先輩にも物怖じしない、あの木村拓哉さんにタメ口を利いても許される存在なのがニノ。メンバーや後輩のことを“お前、お前ら”と呼ぶのは当たり前で、『感謝祭』での彼はいわば通常運転なんです。ただ、“縦の関係”を重んじる業界人の中には、やはり顔をしかめる人もいるわけで(苦笑)」
ジャニーズ内の“身内”ならともかく、仕事の場において、さらに一回り以上も年が離れた今田相手では、見る側にも賛否が分かれるということか。それにしてもなぜ、二宮はわざわざ、反感を買いかねない言動をするのか、だ。