さらに、16年放送の『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)などに出演していた瀬戸も、今月1日にインスタで「2022年3月31日をもって、9年間お世話になりました研音を退所することとなりました」と明かし、新事務所についての言及はないが、「引き続き、俳優活動を邁進していきたい」とつづっている。

「瀬戸に関しては、昨年7月4日配信の『文春オンライン』が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京都に緊急事態宣言が発令されていた中、六本木のカラオケバーで“20人超えの飲み会”に参加し、朝まで遊んで美女をお持ち帰りした……などと報道。

『文春』の取材を受けた研音は、『社会の一員としての自覚を持ち、責任ある行動を実践していくよう厳重に注意いたしました』とコメントしていましたが、瀬戸に対して本気で激怒していたとか。結局、この“自粛破り”が影響し、退所というか“実質的なクビ”という流れになったようです」(同・前)

クジパン退社の前にあった“羽生事件”

 また、この春に転機を迎えるアナウンサーも多い。桝太一アナは3月をもって日本テレビを退社し、4月からソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)と業務提携。今後は同志社大学ハリス理化学研究所で研究者となるが、日テレ系報道番組『真相報道 バンキシャ!』の出演などは継続する。NHK出身の住吉美紀アナも、11年4月からノースプロダクションに所属していたが、今月1日付のインスタで独立を発表した。

「フジテレビでは、久慈暁子アナが4月いっぱいで退社することになっています。17年4月に入社した彼女は、大学時代にタレント活動をしていたこともあって“鳴り物入り”でフジの女子アナに。同局には、期待の新人アナを起用した『パンシリーズ』なる深夜番組があり、久慈アナはシリーズ史上最速の入社4カ月目で『クジパン』を任されました。しかし、その放送は史上最短の3カ月で終了。

 また、18年2月開催の平昌オリンピック後、久慈アナは記者会見で羽生結弦選手へのインタビューを担当したのですが、なぜか“美味しかった料理など、教えていただけたら嬉しいです”と競技に関係ない質問を繰り出し、業界内外から呆れ声が出ていました」(スポーツ紙記者)

 なお、羽生選手も「美味しかった料理については、ちょっと省きます」と回答をパスしていた。

「そんな久慈アナは、17年10月から昨年3月までフジ系報道バラエティ『めざましテレビ』にキャスターとして出演していましたが、同3月、総合司会に抜てきされたのは、彼女よりも1年後輩の井上清華アナ。久慈アナも『めざましどようび』の総合司会を頑張ってはいたものの、悔しかったと思いますよ。フジを退社した後はタレントに転向すると伝えられていますし、新たな活躍に期待したいところです」(同・前)

 ほかにも、元サッカー日本代表・武田修宏はホリプロを、声優・茅原実里はホリプロインターナショナルを、3月31日付で退所。2人とも、今後はフリーで活動していくようだ。また、タレントのミッツ・マングローブも3月31日をもってSMAを退所しており、同日配信の「NEWSポストセブン」は、ユークリッド・エージェンシーへの移籍を報じている。

 さまざまな芸能人、有名人たちの再出発が、明るい未来に続いていることを祈るばかりだ。