1月中旬、十数名が集まる“ノーマスク”懇親会に参加する谷本誠一市議(本人SNSより、一部加工)
1月中旬、十数名が集まる“ノーマスク”懇親会に参加する谷本誠一市議(本人SNSより、一部加工)
【写真】昨年末、“ノーマスク”懇親会に参加する谷本誠一市議

ネットにそう書いてある

「それはネットにもそう書いてありますし、そういうことを言っている人もそこそこいる。陰謀を唱えている本だってある。それらを、私なりに解釈して陰謀だと判断している」

――では、世界を牛耳っている“闇の組織”とは一体何者なのか?

「闇の勢力ですから、本当のところはわからないんです。医学界などを支配する一部の特権階級なのか、あるいはロスチャイルドの末裔、各国の王室なども関わっているようなものとも言えます」

 さらに、谷本市議は突飛な持論を展開。新型コロナウイルスは一部の勢力が自分たちだけが利益が得られるために作った生物兵器のようなものだ、という。

「そうした陰謀に、世界中の国も、自治体も、マスコミも騙されている。マインドコントロールされている。踊らされている。服従させられていると見ています」

――公人である谷本市議が闇の組織の存在を声高に叫ぶと、それこそ闇に葬られてしまうのでは?

「それは大丈夫。陰謀論を主張しているのは、私だけではありませんからね」

マスクを着用しない理由については、

「感染拡大の予防効果がないからです。ないどころか、酸素不足になって思考能力が低下してしまう。ちなみに私は65歳で持病はありませんけれども、ワクチンを接種しません。手洗いと消毒、換気はしていますけどね」

昨年末、“ノーマスク”懇親会に参加する谷本誠一市議(本人SNSより、一部加工)
昨年末、“ノーマスク”懇親会に参加する谷本誠一市議(本人SNSより、一部加工)

 闇の組織と徹底抗戦する手段のひとつとして国と航空会社を訴えるという谷本市議。

「だけど、28日の記者会見では、その陰謀論云々は言及しませんよ。バカにされてしまうから」
 
 この珍騒動の結末はいかに。