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ー 不可解な主役変更
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ー 主役をジャニーズ俳優に設定する理由

 Snow Manの目黒蓮(25)が映画『わたしの幸せな結婚』で映画単独初主演を務めることが発表された。同名原作は小説投稿サイト「小説家になろう」で顎木あくみ(あぎとぎ・あくみ)氏により連載がスタートし、小説とコミックを合わせたシリーズ累計発行部数は400万部を突破。アニメ化も決定している。映画はすでにクランクアップ済みで、2023年春公開予定だ。

 目黒は主演として“主人公”の久堂清霞を演じ、今田美桜(25)が“ヒロイン”斎森美世を演じるわけだが、そこにはこんな火種が。

不可解な主役変更

 原作は明治・大正期の雰囲気をまとった架空の時代を舞台に、名家で継母と義母妹から虐げられてきた美世が、冷酷無慈悲と噂された軍人・清霞のもとへ嫁入りし、新たな運命を切り開いていく“和製シンデレラ”と銘打たれたラブストーリー。

 つまり主人公は今田が演じる美世のはずなのだが、映画化と共に発表されたのは目黒の「映画単独初主演」作品になるということと、美世は“ヒロイン”扱いになるということだった。

 これに対し、原作ファンからはネット上で、

《どうして清霞さん役が主演なんだろうか。主演は美世役では? だって主人公は美世でしょ??》

《主人公が清霞ってなんで? 原作通り美世が主人公で清霞がヒーローじゃダメなのだろうか》

《清霞が“主人公”ってどういうこと? 美世が主人公だよね。“わたしの”幸せな結婚だしょ?》

 と主人公が変更されていることに疑問視する声が多くあがった。

 こういった“主人公変更”があったのは、「目黒だけではない」と話すのは映画誌ライター。

「グループ最年少のラウールさん(18)は、'21年公開の映画『ハニーレモンソーダ』で三浦界役として映画単独初主演を飾りました。ヒロイン・石森羽花役は吉川愛さん(22)が演じましたが、原作では羽花が主人公。

 またリーダーの岩本照(いわもと・ひかる)さん(28)も、今年7月公開予定の映画『モエカレはオレンジ色』で蛯原恭介役として映画単独初主演を務めます。ヒロイン・佐々木萌衣を生見愛瑠さん(20)が演じますが、こちらも原作では主人公だった萌衣がヒロイン扱いに。

 Snow Manのメンバーが演じる役が原作と異なり主人公に変更されている点が、目黒さん、ラウールさん、岩本さんと共通しています」