「例えば、聖被告は2021年2月、自身のTwitterに、大手CDショップチェーン『タワーレコード』の店頭に飾られた『SixTONES田中樹くん推し!!』というポスターの写真を添え、『同担拒否』とツイートしていました。この『同担拒否』とは、『自分が担当(応援)するメンバーのファンとは交流しない』という意味の“ジャニオタ用語”で、つまり聖被告も『田中樹推し』であることをアピールしたわけです。
この投稿は大反響を呼び、≪兄弟愛が強くて好き!!≫≪貴方には誰も勝てないです≫≪いい兄ちゃんだよなぁ≫といったコメントが寄せられ、約8.5万件の『いいね!』を獲得したんです」(ウェブメディア編集者)
「来んなお前はマジで!」
また、聖被告は、人気YouTuber・ヒカルとのコラボ動画でも、樹について言及。2021年2月に、ヒカルのYouTubeチャンネルで公開された動画に登場した聖被告は、「まぁ今、一番四男(樹)が頑張ってほしいっすね」「あいつは頑張ってるっす」「だからなんか俺は、足を引っ張らないように」「伸び伸びやってもらいたいんで」などと、応援の言葉を口にしていたのだ。
「結果的に、聖被告はこの約1年後に逮捕され、樹の足を引っ張ってしまったわけですが、それでも樹を心から応援しているのは事実でしょう。樹もそんな兄を慕っているようで、“兄弟アピール”に積極的だった。なんと聖被告のYouTubeライブ配信に、登場したこともあったほどです」(同・前)
2020年12月、聖被告のYouTubeチャンネル「田中家ch【田中聖】」で行われた生配信中、ブレーカーが落ちるというハプニングが発生。聖被告が一旦席を外し、その原因がドライヤーの使いすぎであったと説明していると、画面奥のドアが開き、樹が部屋に入ろうとしてきたのだ。
「聖被告は笑いながらも大慌てで、『来んなお前はマジで! 責任取れないから!』と制止。しかし、樹は再びドアの隙間から顔を覗かせ、一瞬ではあったものの、配信に登場したんです。
これには、聖被告のファンも樹のファンも大興奮で、動画のコメント欄には、≪やっぱり田中家は仲良いな≫≪兄弟仲良いのほんと可愛い≫≪ファンとしても幸せな気持ちになります!≫など、好意的な声がずらりと並ぶことに。ジャニーズ事務所は、あまりいい顔はしないでしょうが、今も動画は視聴可能の状態になっています」(同・前)
この一件は、ちょっとしたハプニングだったが、樹は音楽番組で堂々と兄弟アピールをしたことも。2020年12月放送の『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、KAT-TUNとSixTONESがコラボ企画を行い、KAT-TUNの楽曲「Keep the faith」(2007年)を披露した際、かつて聖被告が担当していたラップパートを、上田竜也とともに樹が歌うシーンがあったのだ。