心身のバランスが崩れたワケ
以前から世界にも目を向けていた。あるテレビ局関係者によると、
「14歳のときは、大学を卒業したらニューヨークの演技学校に行って、ブロードウェイやハリウッドで活躍できる、ジョニー・デップのような俳優を目指していると言っていました」
高校時代にはハーバード大学のセミナーに参加し、世界28か国から集まった同世代とディスカッションしたことも。
「アフリカから来た高校生の話を聞いて、日本が恵まれた環境であることを実感したといいます。大学で、将来どう世の中に貢献できるかを学んでいると話していました」(前出・テレビ局関係者)
学ぶことが多く、芸能活動に時間を割けなくなっていったのかもしれない。
マリウスのパパが続ける。
「芸能活動と大学生活の両立に苦労していたのは事実です。夜11時に仕事から帰宅してから、深夜の2時や3時まで勉強もしており、心身のバランスが崩れていきました」
マリウスが限界に近づいていたのは確からしい。やはり、このまま引退してしまうのか。
「現在は国際関係を学びながら将来について考えている最中です。方向性が決まったわけではありません。芸能界に戻るのも選択肢の1つで、ありえない話ではないですよ」
芸能活動で世の中に貢献することだってできるはず。悔いのない選択をしてほしい。