一方で田中の退社時はというと、亀梨和也が『ミヤネ屋』(日テレ系)に中継で出演して「(当時、田中を含めた)5人でケジメをつけました」と経緯を明かしたものの、
「当たり前と言えばそうかもしれませんが、真っ先にファンへの謝罪の言葉、そして“新生KAT-TUN”をアピールするも、聖に関しては終始淡々と報告した亀梨くん。ついぞエールを聞くことはありませんでした。
メンバーの口からは“田中聖”の名前が出ることはなく、大麻取締法違反容疑で逮捕(2017年)されて以後は出演シーンなどもカットされて、まるで“いなかった存在”に。自業自得ではあるのですが、聖なりにショックだったのかも」(前出・芸能プロマネージャー)
更生に必要なのは仲間のサポートか
それでも脱退直後は“新しいメンバー”とバンド活動に打ち込むも、1度目の薬物逮捕後に間も無く解散。これで歯車が狂ったのか、ソロ歌手として再始動、全国ツアーを開催するも、どこか自身が描いたような活動には至らなかったのかもしれない。
「周囲に群がってくる連中には、彼のネームバリューを利用したいだけの輩もいたでしょうし、聖自身もタガが外れたようにタトゥーが増えていったように見えました。自ずと薬を手にしやすい環境に入り込んでいたのかもしれませんね。
12歳で芸能界入りし、ジャニーズ事務所に入所した聖にとって、互いにデビューを夢見て励まし合い、助け合い、時に本気の喧嘩もしたKAT-TUNメンバーはかけがえのない家族同然の存在だったはず。彼には家族とともに、そんな“戦友”のサポートが必要だったのではないでしょうか」(前出・芸能プロマネージャー)
6人がこの先、再び笑って顔を合わせる日はくるのだろうか。