映画を見て絶対に泣くと思うメンバー
真織を演じた福本とは、『消えた初恋』での共演経験があったためリラックスして接することができたという。同じドラマで共演したSnow Manの目黒蓮とは、今作についてなにか話したのだろうか?
「目黒くんと音楽番組で一緒になったことはありますが、映画のことは話さなかったと思います。でも、見てくださいって伝えたら“わかった”って言ってくれそう。ふたりで見に行くのは……。自分が出ている映画を一緒に見るって、恥ずかしいじゃないですか!! 目黒くんの反応が気になっちゃうし(笑)。なにわ男子のメンバーたちも、まだ見てくれていないんです。でも、(西畑)大吾くんは絶対、泣くんじゃないかな」
作品を重ねるごとに俳優としての輝きに磨きをかけ、唯一無二の存在へと成長を続ける。並行して、なにわ男子としてのアーティスト活動にも全力投球。その多忙さは、計り知れない。
「最近、“ストレスをためるって何なんやろう?”って考えるようになって。役のこともめちゃくちゃ考えるし、どちらかといえばネガティブにとらえるタイプですが、ストレスがたまっている感覚がないんです。“あ~、これがストレスやな”と思う瞬間はありますが、一時的な感情で終わっちゃう(笑)。
20代は、さらに、いろいろなことを取り込んでいきたいです。(俳優として)刑事とか、ファッション誌の編集者の役とか、挑戦してみたいものは、いろいろありますし。どんな経験ができるのか楽しみですね」
20歳の誕生日(7月25日)はどう過ごす?
まったく予定が入っていないです。もしかしたら、仕事かもしれないし(笑)。自分から誰かに「祝って」は言えないですよ~、催促するものじゃないと思うので。以前からシンプルで使いやすいトートバッグが欲しいと思っているので、20歳の記念に買うかもしれません。
本当の家族のように接してくれた父親役の萩原聖人
萩原さんの表情だったりは、共演させていただいてすごく勉強になりました。思うようにできないと思っている“受けの芝居”が学べた現場でもありましたね。萩原さんからは、以前、ドラマで共演した松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)と仲がいいという話を聞いたり、「20歳になったら飲みに行こうね」と誘っていただいたりしました。
今作でぶつかった壁
もともと、考えすぎてしまう癖があるんです。「透ってどういう人だろう」と監督に相談したあと、自分なりに考えはじめると、こんがらがってしまって。そうなったときは“深く考えすぎないように” “シンプルに”って立て直すようにしていました。透が父親への思いをあふれさせるシーンがあるんですが、たまっていたものを表現することが難しくて。感情をキープするのも大変だったので、課題のひとつだなと思っています。