そこで7月下旬、きんに君が通っているというジムに行ってみると、いた!
トレーニングが終わってジムから出てきたところに声をかけると「運動の直後は食べないといけない」と言い、近くのスーパーに直行。急いで食べ物を買って、それをフードコートで食べながら話をしてくれた。
─結婚の予定は?
「ないですね」
─ふたりで会社も設立しているが?
「筋肉づくりは24時間管理が必要ですから。一緒に仕事をするならば、そういうことに詳しい人のほうがいい。知らない人だとワケがわからない世界だと思うんです」
年齢なんてただのナンバーさ
─ジム通いは毎日?
「ほぼ毎日。できればジムが入っているマンションに住みたいです」
─ジムで『イッツ・マイ・ライフ』が流れても「ヤー!」とは言わないのは、実はシャイだから?
「……みなさん真剣にトレーニングしていますから。サビの部分になると、僕のほうを気にしているな、という視線は感じますが」
─やはり年上の彼女との結婚も気になるが……。
「名前は忘れましたが、あるハリウッド俳優が、こう言っていました。“年なんて、ただのナンバーさ。そんなもの気にしていたら大物にならないぜ”って。男はこうあるべきとか、女性の年齢がどうとか、今の時代的によくないらしいですよ」
─とはいっても、日本とアメリカでは感覚が違う。
「僕は通算で4年半、ロスに“筋肉留学”していましたから!」
……。やっぱり、きんに君の「パワー!」の使い道は筋肉みたい。