暴力も薬も犯罪行為も絶対にない
取材の終わりに、山本ははっきりと宣言した。
「暴力も薬も犯罪行為も、絶対、今後もないって誓えます」
告発内容について、赤裸々に語った山本。Aさんは、彼の主張を受けてこう話す。
「確かに、会わないという選択肢もあったのに、連絡をしてしまったことがあるのは事実です。でも、彼の誘いを私が断ったこともあるし、私にとって彼から受けたのは間違いなく暴力です。キスマークも勝手につけられましたし、噛み痕だって、想像以上にひどい痕になったから伝えただけ。それのどこが合意なんでしょうか……。ほかの男性と関係を持ったことがあるのも事実だけど、それは再会した日ではないし、“3P”を最初に求めてきたのはそれよりさらに前のことなので、彼の言い訳は適当すぎると思います……」
山本は合意の上と主張したが、どうやらその点には大きな見解の相違があるようだ。
「叩くのも、首を絞めるのも、いきなりされるから合意も何もない。おしっこだって、望んで飲むわけないのに……。電話で謝罪はされましたが、彼から受けた行為は、簡単には忘れられません」
“闇スロット”事件から約2年、彼の2度目の“懺悔”はファンに届いたのか─。