的外れな批判も飛んで
「この提案の“効果”の判断はこれからとなりますが、彼女の提案で多くが医療関係者という両立支援コーディネーターを多数養成。基礎研修の受講者は1万2000人以上となっています。またがんサバイバーとして、各種のがんに関するイベントに参加しています」(前出・政治ジャーナリスト、以下同)
以上を踏まえると、生稲は“何も知らない、芸能以外何もやっていないタレントが議員になってしまった”という状況とは言えない。
「彼女が選挙前・選挙中に取ってきた活動はたしかに悪手なことも多く、そしてそれに対する対応がさらなる悪手となってきました。そのためか今現在も“服装が派手過ぎる”というような、やや的外れな批判も飛んでいます。
彼女が国会議員として何ができるか、どこまでできるかは未知数ではありますが、服装のようないわれなき批判をするのではなく、少々温かい目で見てあげてもいいのではないかと思います。もちろん褒められない行動をしていたときは、批判すればいいわけです」
実はそれほど知識がないわけではなく、経験もないわけではない生稲議員。参議院議員の任期は6年。その間に彼女が成し遂げることは……