ふたりは役者として同じ舞台に立つことも。最近では8月下旬から都内で上演されていた舞台『大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!』で共演していた。
終演後はそろって劇場を後にすると、近くのラーメン店へ。指をさし合ってお店を探す姿からはなんとも幸せな様子が伝わってくる。その後ふたりは電車に乗って自宅へ帰っていったのだった。
9月上旬の午後、帰宅した橋本を直撃。記者が声をかけると驚いた様子を見せながらも、丁寧に応対してくれた。
結婚式では父から子へのスピーチ
─春木彩香さんとご結婚されたそうですね。
「ああ……。どうも、は、はい」
ドギマギしているが、うれしそうな表情だ。「おめでとうございます」と言うと、さらに笑顔が広がった。
「ありがとうございます。すみません、こういうの慣れていないので、なんて言えばいいのか……」
─春木さんのどんなところに惹かれたんですか?
「演技する姿ですかね。何度か共演していくうちに惹かれていきました。それで最初は友人からスタートし、交際するようになりましたね」
─プロポーズはいつで、どんな言葉を?
「いや、普通のプロポーズですよ。“結婚してください”みたいな。2019年だから、もう3年くらい前になります」
結婚前に、父のもとへ連れていったことも。
「父は何度か彼女の芝居を見ていたんで、結婚の報告をしたときは、“あの子か! よかったね!”と喜んでくれました。
コロナ前に結婚式も挙げて、父は“息子は小さいころは身体が弱かった”“こんな息子ですが、どうかよろしくお願いいたします”といったスピーチをしてくれましたよ」
終始、緊張ぎみだったが、最後にはマスクを外して撮影に応じてくれたのだった。