『ちゅらさん』にもスタッフとして参加して
NHKが『ちむどんどん』をプッシュする背景には、スタッフの“沖縄愛”も関係していて……。
「同作のチーフプロデューサー(以下、チーフP)は、20代のころに沖縄放送局に4年ほどいた経験があるうえ、朝ドラとしては初めて沖縄を舞台にした『ちゅらさん』でもスタッフとして参加していました。沖縄への思い入れが強いため、今作の企画を提案したようです」(前出・テレビ誌編集者)
一方で、チーフPには“沖縄作品”での苦い思い出も。
「'12年に放送された、夏菜さんがヒロインの朝ドラ『純と愛』では演出を担当。この作品はドラマ『家政婦のミタ』などで知られる遊川和彦さんが脚本を務めるなど、同じく気合が入った作品でした。しかし視聴率で苦戦し、評判も散々な結果に。そのためチーフPは『純と愛』のリベンジを『ちむどんどん』でしたかったのでは……と囁かれています」(前出・NHK関係者)
本編ではリベンジが叶えられなかっただけに、スピンオフで何としても挽回したいところだろう。せめて最後くらい、“ちむどんどん”するものになってほしい!