肌寒さが本格的になるいまの時季、コーヒーのおいしさは格別だ。そんなときに気軽に利用できるのがコンビニコーヒーだ。
年々進化するコスパ最強コーヒー
いま、コーヒーマシンを使った淹れたての味わいが人気で、通勤前やランチタイムに利用している人も多い。ふつう・軽め・濃いめと濃さを選べたり、専門店顔負けの高級豆を使ったコーヒーが買えるコンビニもある。
ホットのブレンドコーヒーやカフェラテが100~200円台と、スターバックスやドトールなどのコーヒーチェーン店の半額以下だが、安いからといって侮れない。
「多くの人が好む味の傾向や流行を踏まえ、豆や焙煎、挽き方、抽出の方法や時間まで、各社がそれぞれ研究を重ねて、こだわりのコーヒーを提供しています」
と話すのは、バリスタでコーヒーインストラクターの資格を持つ野原由美さん。
コンビニコーヒーがここまで利用されるようになったのは、2013年にセブン-イレブンがコーヒーマシンを本格的に導入したのがきっかけ。
「実はそれ以前も店頭で淹れたコーヒーの販売はありましたが、専門店とはまだまだ差がありました。でも、セブンが新しく開発したコーヒーマシンはこれまでのものとは別格で、衝撃的なおいしさでした。これを機に一気にコンビニコーヒーが広まりましたね」(野原さん、以下同)
今回はセブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキのブレンドコーヒーとカフェラテ(いずれもホット)を飲み比べ、それぞれランキングしてもらった。
ブレンドコーヒーのランキングは「香り」、「おいしさ」、価格との兼ね合いを考慮した「コスパ」、カフェラテは「ミルクの風味のよさ」、コーヒーとのバランスを含めた「おいしさ」、「コスパ」をそれぞれ最大5点で評価し、合計点で決定してもらった。
プロ目線で選ぶ一番おいしいコーヒーに注目!
※商品の税込み価格は2022年10月現在。