「退所後は、主に個人での活動を予定しています。とはいえ、海外へのツテは必要でしょうから、外国人プロデューサーとのつながりを持っている元メンバーの岩橋さんを頼る可能性もあるのではないでしょうか。今でも連絡は取り合っているようですし」(テレビ局関係者)

 今回のキンプリ分裂報道を青天の霹靂と評すなら、さかのぼること3日前に、その予兆と言える出来事が起きた。11月1日にジャニーズ事務所の副社長と、Jr.の育成などをする会社『ジャニーズアイランド』の社長を務めていた滝沢秀明の退任、退社が発表されたのだ。予兆と呼ぶにはあまりにも大きすぎるニュースなのだが……。

「滝沢さんは、'95年に入所し、Jr.のリーダーとして“黄金期”をけん引すると、'02年に今井翼とタッキー&翼として華々しくデビュー。その後、'18年9月に、年内で芸能活動を引退して裏方に専念することを発表すると、その年のカウントダウンライブがタッキー&翼のラストステージに。その後はプロデュース業で手腕を発揮し、Snow ManとSixTONESの同時デビューや、Travis Japanの世界デビューに貢献しました」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

滝沢は新たに芸能事務所を立ち上げて…

 表舞台と裏舞台の両方で華やかな活躍を続けてきた滝沢は今後、どのような活動をしていくのだろうか。

「どういう形になるかはわかりませんが、新たに芸能事務所を立ち上げると聞いてます。プレイヤーとしての実績はもちろん、人材の育成面やプロデュース業でも手腕を発揮し、人脈も多岐にわたっているので、所属を希望する人は多いでしょうね。これからの滝沢さんの一挙手一投足に注目が集まっています」

 滝沢、そして平野、岸、神宮寺、それぞれの進む道が交差するかはわからないが、♪まだサヨナラ言うには、全然早すぎるのに――というのがファンの偽らざる気持ちではないだろうか。