目次
Page 1
ー 当てはまりすぎるけれど、あくまで“小説”のスマスマ裏話
Page 2
ー 違和感残る、ファンクラブ限定の脱退報告動画

《あの日に、僕は放送作家として、終わった》

 放送作家・鈴木おさむ氏が執筆した『小説「20160118」』が、12月9日発売の『文藝春秋』2023年1月号(文藝春秋)と『文藝春秋 電子版』(同8日公開)に掲載された。

 これは2016年に起きた「SMAP解散騒動」について、本人達が冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生放送で公開謝罪した際の舞台裏を“小説”にしたものだという。

当てはまりすぎるけれど、あくまで“小説”のスマスマ裏話

“小説”という形ですが、明らかにSMAP5人だと分かる名前で公開謝罪の経緯が細かく描写されています。

 その“小説”によると、解散説が出て心配しているファンに向け、メンバーの生の声で“解散はない”と伝えるため、鈴木氏は無難な内容にしようとしたとあります。ただ、鈴木氏やメンバーの意思ではない言葉も、言わせなければならなかったようです

 瞬く間にこの“小説”に対して、SMAPのファンからは賛否が飛び交うことに。

 6年以上前のことで、本人達が沈黙を貫いてきた中、「なぜメンバーでもない人が勝手に暴露するの?」という疑問の声や、SMAPのリーダーだった中居正広(50)が11月中旬より体調不良で活動休止に入っているため、「なぜこのタイミングで?」と心配の声があがっている。

 SMAPの公開謝罪では事務所に残る木村拓哉(50)が持ち上げられ、離れようとした4人の表情がこわばっていたことなどから『事務所に言わされている』と憶測が流れたが、小説はそれを裏付けるような内容だ。

 そして、SMAPになぞられたこの“小説”は、とあるところで「波紋が広がっている」と話すのはアイドル誌の記者。

つい先日世間に衝撃の走ったKing & Princeの脱退騒動です平野紫耀さん(25)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)の3人が脱退し退所するという報告動画の中で、明らかに事務所に残る2人より、辞める3人の方がお辞儀の角度が浅く、沈痛な面持ちだったことから、SMAPの時と同じことが起きている、とこれまでも騒ぎになってきました。

 今回の鈴木氏の小説を事実だと捉えたキンプリファン(通称:ティアラ)は、やはり“脱退メンバーは思ってもいないことを言わされているだけ”という憶測は正しかった!とSNSで主張。ジャニーズ事務所への批判を加速させています」(関係者)