来年のゴチメンバーは大御所タレントか

 一方、業界では若手女優やイケメン俳優が1年でクビになったり、特別ルールが加えられているのはコンプライアンス対策の一環だという声も聞こえてくる。

令和に入りテレビ業界もコンプライアンスが厳しくなったことで、罰ゲームや体当たり企画が消えつつあります。『ゴチバトル』は最下位の人が自腹で高額の食事代を支払うため、一部の視聴者から“若い人に自腹で支払わせるのはかわいそうだ”と、クレームがたびたび入るとか。

 昨年の最終戦から、1位を取ると“大精算”としてこれまでの自腹額がゼロになるルールが導入。これにより最下位だった増田さんが1位を取って大精算を達成しクビを免れるなど、番組側もいろいろと試行錯誤はしているようですね」(制作会社関係者)

特別ルールによる5位でクビになってしまった高杉真宙と、最下位になってしまった池田エライザ(番組公式Twitterより)
特別ルールによる5位でクビになってしまった高杉真宙と、最下位になってしまった池田エライザ(番組公式Twitterより)
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 池田と高杉がクビになったことで、ネット上では早くも来年の新メンバー予想が過熱しているが……。

「『ゴチバトル』の企画自体が“今の時代に不適切では?”という声は、日本テレビ局内でも上がり始めているといいます。そういった事情も考慮して、来年は若手女優やイケメン俳優は加えず、ナインティナインの2人と増田さん、高額な自腹を支払ってもかわいそうに見えない大御所タレントなどをキャスティングして、企画自体を縮小させていく可能性もあると思いますよ」(同・制作会社関係者)

 回を重ねるごとに賛否を呼んでいる『ゴチバトル』だが、終了という決断が下される日もそう遠くはないのかもしれない。