“キンプリのほうが不遇”と感じるファンも
そして今年1月18日、SMAPファンが「#20160118を風化させないために」や「#SMAPのいちばん長い日」のハッシュタグを使ってグループへの愛、また事務所への抗議などをツイートしていた中、キンプリファンも同ハッシュタグを通して、
「SMAPファンの皆さんはこんなに辛い思いを7年も耐えてきたんですね」
「キンプリの1104も絶対に忘れない」
「SMAPとKing&Prince、彼らが生んだそして続いていくはずだった経済効果。彼らは日本の国の宝」
などと連動。SMAPファンからも「後輩グループでまたデジャブのようなことが起こった」「なぜSMAPと同じことをKing&Princeにもする?」と、キンプリや彼らのファンに寄り添うような声は出ていたが……。
「一部ネット上には『SMAPとキンプリは申し訳ないけど違うと思ってる』『キンプリファンは便乗しないで。はっきりいうと別ものだから。SMAPのこと今更使わないで』『SMAPとキンプリの状況違うし一緒にしないでほしいわ』などと不快感を示す書き込みも。たしかに、境遇に似ているところがあるとはいえ、SMAPとキンプリでは歴史が違いすぎますし、前者のファンが複雑な感情を抱いてしまうのもわかります」(芸能ライター)
かたやキンプリファンからも、別の意味で「SMAPとは違う」という主張が聞こえてくる。もちろんキンプリファンの多くは、自分たちの気持ちを理解してくれるSMAPファンに感謝したり、SMAPもキンプリも事務所サイドから“酷い仕打ち”を受けたとみて心を痛めたりしているが、中には“キンプリのほうが不遇”と感じているファンもいる様子。
「たとえば、SMAPは地上波の『スマスマ』でコメントを出せたけれど、キンプリは『FC動画だけで報告された』とか、ほかにも『当時のSMAPはみんな大人だった。守ってくれる大人もいた。キンプリはまだ20代。状況が違う』といった声も。20代も立派な成人男性ではありますが、2016年のSMAPの面々よりずっと若いことはたしかなので、ファンとしてはより“可哀想”に思えてしまうのかもしれません」(同・前)
ともに痛みを分かち合い、事務所サイドに“変わってほしい”と願うSMAPファン、キンプリファンもいる。果たしてその願いは届くのか……。