“陰謀論”を打ち砕いた平野の発言

「平野さんは『月刊TVnavi』4月号(産経新聞出版)のインタビューで、ジャニーズでの活動に関して愚痴めいたことをこぼしていたんです。インタビュアーからの≪活躍の場が大きくなっていくと、できることが増えますか?≫という質問に対し、≪いや、大きくなっていくと、できないことのほうが増えるんですよ。パブリック・イメージを求めて、いろいろな方がいろいろなオーダーをしてくださるので。受容(編註:需要)と供給と、自分のやりたいこと、そのバランスをどうとるかが、すごく難しいですよね≫と回答。さらに≪新しいことにチャレンジするというのも、正直できないこともあって≫と胸の内を明かしていました」(ウェブメディア編集者、以下同)

 こうした平野の発言に、ショックを受けたティアラは少なからずいた様子。

「 “自分の意志を貫きたい”という平野さんらしさが出ている言葉である一方、“ファンの求めるキンプリ像が重荷だった”と言っているようにも受け取れる言葉だけに、一部のティアラは複雑な気持ちになったのでしょう。平野さんは同インタビューで、ファンへの感謝も述べていましたが、中には平野さんに対し、失望感を抱いた人もいたようです」

 実際Twitterには、一部ティアラから、

≪わざわざ言葉にして言わなくてもいいじゃん≫
≪応援してきたこの期間なんだったのか…?ってこれほど思う言葉言われるとは思わなかった≫
≪今まで応援してきたオタクと一緒に頑張ってきたメンバーが居るのにどうしてそんなこと言えるんだよ≫

 という嘆きにも似た声が上がっており、「TikTok動画を見て、『やる気がない』と感じる人が続出したのは、こうした背景があったからなのでしょう」という。

来年5月に脱退メンバーが出る『King&Prince』
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【写真】「やる気がない」平野紫耀が踊るTikTok動画

ちなみに、平野さんの発言は、一部ティアラの間で浮上していた“キンプリの3人は事務所に辞めさせられる”という陰謀論を打ち砕くものだったといえます。昨年10月末にジャニーズ事務所を退社した元副社長の滝沢秀明氏が、2月下旬に行ったTikTokライブで、視聴者からの≪キンプリ救って≫というコメントに対し、まったくピンと来ていない様子で≪え?≫とだけ漏らしていたんですが、やはりこの説は見当違いだったのでは……」

 ジャニーズを退所後、世界進出を視野に、韓国事務所に移籍するのではないかともウワサされる平野。ジャニーズアイドルとしての活動期間は残りわずかとなったが、彼の一挙手一投足がティアラの間で物議を醸す状況は、今後も続いてしまうのだろうか。